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見えない誰かと
久しぶりに瀬尾まいこさんの本を読んだ。
「見えない誰かと」
数日前に、Amazonプライムでたまたま「そして、バトンは渡された」を観たのがきっかけだ。
なんとなく、原作も読んだし観てみるかと思って観たのだけど、
あー、この優しくて愛が溢れている世界観ひさしぶりだなあと心がぽかぽかしてきて、もっともっと優しい世界に触れたくなって、せっせと図書館へ行って借りてきたのだ。
案の定、心があたたかくなるエッセイだった。
端から見たら一癖も二癖もあるような人たちにも、愛を持って接して、信頼のある関係を築けるって素敵だなと思う。
良いところを良いと言える、素直に認められる。それを相手に伝えられる。
わたしは思っていても、言葉にできない。
感情を言葉に出すという行為に、とてつもなく勇気がいる。
頭のなかで何度も何度もシミュレーションして、やっと口から出たと思ったら、なんだか良く分からない言葉になっていて、うまく相手に伝わらなかったなあと思ってしまって、あーやっぱり言わなきゃよかった、の負の連鎖。
こればかりはもう、訓練で、場数を踏むしかないのだなと思っている。
愛を持って接しよう、きちんと言葉で伝えよう。
・・・・・・・
瀬尾まいこさんの小説、エッセイはもちろんのこと、映像作品も大好きで、とくに「天国はまだ遠く」でローサちゃんが朝ごはんを美味しそうに食べる場面がとても好き。
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