「あなたは学校楽しかったの?」と聞かれて。
GW、私の実家に帰省していました。
ふと、息子の小学校の話になり。夫が「楽しく通ってるみたいです」と母に話したところ、言われたのが「あなたは学校楽しかったの?」と。
私自身、あまり家族に自分の気持ちを伝えることが出来ない子です。
それは、今も残っているのだけど…
さっきの一言を言われた後、実は返答しませんでした。
それが普通だと思われているので、何事もなく、だったのですが。
私の内心の気持ちは「楽しくなかった、気がするな」でした。
ネガティブなことしか思い出せない
楽しいこともあっただろうけれど、ネガティブな印象が残りやすいのか、
あまり楽しかった印象のない学校生活だったなぁと思います。
名前を間違えられやすかったり
3人組で仲良しだった子がいた時は、2対1になることで順番にハブられることを経験したり
人見知りなこともあり、心許せる友人が少なかったり
幼少期の経験からか(記憶は定かでないけれど)、男の子が苦手だったり
とあることがきっかけで、不登校も経験したり
と、ネガティブなことを思い出そうとすると色々出てくる(笑)
今となれば、どれも良い経験、と意味づけられるチカラもありますが、当時は早く大人になりたくて仕方ありませんでした。
それでも学校は行かなければならないところ、というしがらみがあったからか、毎日登校していた自分は本当に偉かったし、よく頑張ったなと思います。
こんな経験があるからか、正直なところ、息子が学校になじめるのか、とか嫌なことを経験していないだろうか、と不安になることがあります。
私と息子は違う人間
でもね、そんな心配はいらないのか、本人はそれなりに楽しそうに登校していき、行き渋りもなく順応していっています。
緊張していても、ちゃんと学校に行けて、トイレにも行けて、先生と話すこともできているようです。
口数は少ないけれど、学校で知ったことを話してくれる様子はとても楽しそうに話してくれます。
そんな息子の姿を見て、
余計な心配はする必要がない
のだなと、思うようになりました。
私の経験はわたしのもの。
これから様々な経験をしていく息子に私の経験を勝手に投影するのは息子に対して失礼だなと思いました。
本人からヘルプがあった時に、話してあげられる、サポートしてあげられる存在であればよいのだと。
私が今出来ることは、今目の前にいる息子のことをよく観察して、帰ってきたら休めるおうちを作っていくこと。
いってらっしゃい、おかえりって言える母でいること。
かなって思っています。
そういう風に思える、考えられるようになってきて、やっと母親らしくなってきたのかなぁなんて思うようになりました。
子どもが私をひとつ成長させてくれています。
母親としての学校生活、何が起こるのか未知数です。
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