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週刊ハイエナカーvol.60

俺は活字を読むのが苦手で
物書きとしては致命的ではあるのだが
小学生の頃 国語でスーホの白い馬と言う
話(もうどんな話か忘れた)をみんなで読み
話について感想を述べたりディスカッションすると言う授業があり そこで俺は信じられないくらい国語の先生にハマり
そのおかげで良い時間だった記憶

でもその後
次のお話を読む授業に変わった途端
活字が苦手になってしまった

きっかけは俺が教材を忘れてしまい
その代わりに話をプリントした冊子を先生から貸してもらい授業を受けていたんだけど
その冊子にふと落書きをしてしまい
借り物に落書きするな!と先生に
怒られた事がキッカケだ
泣きながら消しゴムで落書きを消し

完全に俺が悪くて何も言えなかった
そこから全然授業を真剣に取り組めなくなってしまった

絶対あのタイミングだわ
て言うかこのエピソードに
自分の人生が集約されてる気がする

今も俺は借り物のギターを好き勝手に
いじくってるし
あの時のスーホの白い馬で
先生から期待されたあの感じと
他の生徒からめっちゃ独特な意見を言う奴として見られる感じが忘れられず

今も音楽をやっているのかもしれない
国語の ひらの先生 落書きしてごめん

そんな事を今静かな部屋で一人
活字を読みながら思いが溢れ出した。
苦手ではあるが落ち着く時間だなぁ

久しぶりにスーホの白い馬読んでみたら
そこから始まる何かがあったりして

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