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ここが辛いよ、リモートワーク

※音声によるダイジェストを作成しました。

リモートワークを経験した人はここ3〜4ヶ月で急激に増えたと勝手に思ってる。もちろんできない職種によってはできない云々もあるだろうが。

社会人になってから東京に来て働き始めた自分にとって、満員電車は想像を絶するものだったし、そもそも通勤時間ってなければないに越したことないものでそれらを解消するリモートワークというのは、コロナ関係なく定着すればいいんのではないかと思っていた。

現在私は、ほとんどをリモートワークですごしていて週に1回ほど出勤があるかないかのペースだ。
そして自分でも意外や意外リモートワークがなかなかしんどく、出社できる日の方がなんとなく気分がいい。特定の状況と個人の性格によってはそんなこともあるんだなと思って今回の文を書く。

私は今年の5月から新しい会社で働き始めた。そのため、いきなりリモートを余儀なくされた状況である。そして現在もコロナが落ち着くことなく、できる限りリモートでという状況が続いている。

すると未だに一緒に働く人たちとそんなに会えてない。やりとりはチャットで行い。顔を合わすのは週1の定例会議。チームというよりは個々人で業務をやっていくのでそれでも成り立つ。それでも経験豊富であればバリバリ動けるんだろうが、自分が異業種異職種へ転職をしており、採用当時もほぼポテンシャル採用のようだと思ってくださいと言われていた。
もっているものは意気込みと社会人経験というなかで、いかにして新しい環境に慣れるかという状況ではなかなかしんどい状況である。

もう一つが自分の性格である。人との対面のやりとりを重視しがちなのである。人と関わるうちにその人の表情や声色からニュアンスを感じ取って立ち回るーいわゆる空気を読むーみたいな動きをすることが多かった。それが文字のチャットでのやりとりになると途端に分かりづらくなる。
極端なことを言うなら「頑張りましょう」という文1つでも前向きに捉えることもできれば現状ダメダメなんだぞ?とどっちでも取れる。特に短文でやり取りするチャットは前後の文脈によってそれを理解するのが難しい。

こうやって書いていくと自分がそもそもめんどくさいやつなのではという気もするし、ビジベス書を出すような働くことが得意な人にとってはいいから結果を残せとか即動けとかそんなやりとりは無駄だと言われるような気もするけど、人と会えない状況が続くと、いつも画面上でしかやり取りしない人と直接やりとりができる出社の時にホッとする瞬間がある。

多分自分は、どんな仕事をする、どう仕事をするだけでなく「誰と仕事をする」かというのを重視するタイプなんだろうとこの時気づかされた。
おそらく前職だったら仕事も慣れてるし、職場の人とも上手く付き合えていたので、のびのびとリモートワークできてたのではないかと思っている。

つまり、経験値と技術があればリモートというのは素晴らしいものなのだろう。そして今しんどく感じる面もあるもののリモートだと経験値が蓄積されないかというとそうではなく、対面よりもそのスピードが遅いだけなのでそのうち慣れてくるであろうという図太さが必要だと切に感じている。

例えばリクナビNEXTで転職後職場に慣れるまで、半数が3ヶ月と答えているという記事がある。
https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/20308/
恐らくリモートだともう少し慣れるまでに時間がかかる、そんなもんなんだろうと思って日々をすごしていくほか無い。
転職は恐らく、これまでの経験やスキルを生かしてやることが多いだろうから私のような悩みを抱える人は少ないかもしれないが、新卒や第二新卒でこういったタイミングで職についた人は多少、図太い心構えでいた方が楽なのかもしれない。

逆に仕事に慣れたらリモートワークのメリットを存分に享受できるはずである。このような状況なので働きかたを選ぶこと自体難しいのだが、コロナが落ち着いたあと自分にあったワークスタイルが選べるのが理想だなと思っている。それが今の自分にとっては週2出社3在宅くらいのバランスなのだ。

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