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【ボイスロイド】 弦巻マキ声優交代?【Synthesizer V AI】

Vtuberの台頭や、You TubeだったりTwitchだったりで生声実況の覇権がゆっくりを始めとして機械音声動画に対して逆襲をかけつつあるここ3年くらい。

VOICEROIDを出していた会社からいくつか発表があった。詳細↓

その中で特に話題となっているのが弦巻マキの声優を民安ともえ氏から、田中真奈美氏へと変更というものだ。

ただ一部で誤解されているのは「CeVIO AIトークボイス 弦巻マキ」がリリースされるので、VOICEROID弦巻マキの声優が変わるわけではない(今後変わる可能性はあるが)。というかVOICEROIDのエンジンを作っている会社の声優は今も昔も変わっていない。※東北姉妹やついなちゃんみたいに外部からオファーするケースもあるが

ん?なんでボイスロイドの会社(AHS)が競合相手のCeVIOの新作を出すの?ってなったかもしれないが

そもそもCeVIOというのは商品名であるが、同時にプロジェクトネームでもある。いくつもの会社が参加しているプロジェクトなので、AHSがCeVIOを出すのはCeVIOとしてはおかしくはない・・・らしい。

ただややこしい問題として、CeVIOの新作に東北きりたんもリリースされるが、こちらは声優の変更はされていない。※東北姉妹やご当地ボイスロイドはプロジェクトからのオファーなので、もし変えたいとなったら変えるのに色々手間という事情もあるが

では何で声優交代したのか、新人じゃだめだったのかというと。

まず Synthesizer V という商品があんまり認知されていなかった点にある。弦巻マキの声優が交代するというのは話題になってもSynthesizer VがAI対応するとか、CeVIOの新作が出るとかはほぼスルーされている。なのにきりたんは声優変わってないという都合の良い点だけ拾われている。
このあたりからいかにユーザー・ファンが新商品に対して興味がないというのが伝わるだろう。

次に東北きりたんより後発のボイスロイドがあまり売れてない。という点にある。新規キャラクターを出すのは1枚の立ち絵だけでもうん十万かかる。差分やライセンスとかを考えるとまぁ安くても100万は超えるだろう。そんな金と労力をかけたものが不調となると新人を出すのを躊躇うことになる。

次はボイスロイドがリリースされる前のAHSオリジナルキャラクターにおいて、弦巻マキは唯一と言っていい成功例である。そもそも弦巻マキがボイスロイド化にたどり着いたのは弦巻マキというキャラクターの評判が良かったことが理由にある。
ただし、ボイスロイドとしての性能・使い勝手・人気などは後発の結月ゆかり 東北3姉妹 琴葉姉妹の後ろになっている。
というか、ボイスロイド弦巻マキが売れた一番の理由はボイスロイド結月ゆかりがヒットしたオマケみたいな感じが強い。
なお、琴葉姉妹もCeVIOかSynthesizer Vで出す方向らしい。

ちなみに筆者はボイスロイドをある程度試したことがあるが

無調整でも普通に聞けるのが東北きりたん

調整が楽なのは琴葉茜

調整して聞き取りやすさがいいのは結月ゆかり

この3人の次いで琴葉葵

という感じ(個人の感想)。なお、ボイスロイド2を導入した時にボイスロイドEXの調整の積み重ねを無調整茜ちゃん2に上書きにされたという事件があった。以後ボイスロイド2は封印し、ボイスロイド2で出る新人は一切手を出していない。

話が大きく脱線したが、AHSとしては東北三姉妹に続くヒット商品を生み出せていない現状がある。

そこで白羽の矢が立ったのが唯一の成功例である弦巻マキの新商品を出すことにある。
おそらくAHSとしても声優はできることなら変えないでいきたかったんだと思うが、商標(の金額)の問題 エンジンを作っているエーアイ社との契約の問題 民安ともえ氏のギャラの問題など 色々重なったから声優を変えたんだと思われる。

なお東北三姉妹と琴葉姉妹と結月ゆかり&紲星あかりはそれぞれ権利は別のところがもっているので、こっちは話がまとまって新作が出ないor声優変わらずに新商品が出るという形らしい。(AHSの交渉が下手説

後発のボイスロイドやSynthesizer Vが好調なら声優は変わらなかった可能性が高いが、買う魅力に欠けていたのもまた1つの要因だと思う。

あとボイスロイドはPC新調した際のアクティベートがものすごく不便なのなんとかして




面接時に「遊ぶ金欲しさに」と言いたい人生だった。