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にじさんじ①　#にじさんじ若手人狼 に意図しない形で大きく貢献したイブラヒム

そうえん＠K-1・キックボクシング日本ランキング(非公式)掲載中



にじさんじ若手人狼面白かったねぇ・・・　そして見ていて思ったのはイブラヒム氏がこの配信でかなり大きく貢献していた。
　それも本人がまったく意図しない形で　（多分）

　このにじさんじ若手人狼は　グウェル・オス・ガール氏が企画・進行し、にじさんじにおいて比較的デビューが最近なライバーを９人集めて(グウェル氏含めて１０人で)開催された大型コラボである。
　特に一番の新人であるメイフ（イブラヒム、フレン、メリッサ）は全員参加している。夜王国も全員参加している。この中で一番キャリアが長いのはフミ氏。

　さてこの人狼、開始前に事件が起きた。参加予定のイブラヒム氏がぐっすりおねむで反応せず、グウェル氏がその様子をTwitterにあげたところ　 #起きろイブラヒム 　が国内トレンド入り。
　事実だけ言えばイブラヒムが寝坊・遅刻をやらかしたのだが、グウェル氏がそれをネタにし、直前のPRに活用した。偶然の産物をグウェル氏が最大限に活用し視聴者数を増やすことに成功。
　ついでに、ポルノグラフィティの話題でメリッサもトレンド入り。大部分はポルノによるものだが、検索にメリッサ氏もひっかかったようでこちらも視聴者数を増やすことに貢献している。

 　寝坊理由だが朝までARKをしていたことが最有力とされている。配信外でゲームしていて寝坊したとけしからんとなるが。ARKは配信でもするため、配信外のプレイであっても完全なプライベートかと言われると少し違う。本人がどう捉えているかは別として、残業や持ち帰りの仕事をして翌日に影響が出た・・・と受け取ることも出来なくもない。
　無論、翌日の仕事・コラボに迷惑をかけたという点では反省するべきなのだが、仕事をして仕事に影響が出たと考えると少し酌量の余地はあると思う。

　次の貢献内容。人狼の経験があったり、当日視聴していた人わかったと思うだろうが、ゲームの性質上、特定の人に比重が重くなる場合がある、ミスを言及してそれが勝利・敗北につながる。というもので、初心者や責任感が強すぎる人はそれを深く引きずるし、そういうゲームとわかっていても仲間陣営のミスは　おまえー！って意識的か無意識化に思ってしまう。それはプレイしているライバーは当然ながら、視聴者も誰が悪いかという目線で見ていることが多い（人狼動画や配信でもその手のコメントが目立つ）。
　実際、この配信においてもミスを指摘している人がちらほら目立っていた。
　ただそれ以上にイブラヒムの方が悪いという空気感がライバー側・視聴者側双方全体で出来上がっていた。誰々が戦犯、誰々がミスしたということを考えつつも、でもイブラヒムに比べたら悪くねーよな。という感じで。情状酌量の余地はあっても、遅刻は悪いことには違いないので。　

　遅れて参戦したイブラヒム氏。ここからはネタバレを含むので、見てない人は注意されたし。


 二試合目は不破氏・イブラヒム氏というメンズで人狼となった。狂人は一試合目で占い師としてほぼゲームをコントロールしていた奈羅花氏。
※余談だが、昨年末に奈羅花氏とえま氏はちょっとした騒動があったが、ランダム占い(初心者が大勢いるということで、システムとして初日はランダム占いで白固定)とはいえ占いで白を出し、えま-奈羅花でラインを形成。奈羅花氏のゲームコントロール力によって　てぇてぇが生まれていた。

　真占い師のフミ氏　偽占い師にして狂人の奈羅花氏　偽占い師にして人狼のイブラヒム氏　という図式に。
　そして初日にイブラヒム氏が吊られ、いきなり人狼陣営は一人減る形に。しかも遅刻したとはいえイブラヒム氏はほとんどゲームに参加することなく退場。

　ただこのイブラヒム氏が吊られたことは結果として人狼陣営に大きく貢献している。

 　まずルールとして人狼２狂人１占い師１霊能者１狩人１村人３という構図。人狼は黒で表記される。初手でいきなり黒が吊れてしまい、確率的に黒を引き当てることの難易度が上がってしまった。※一試合目で抜群の実力を示した奈羅花氏も人狼が誰かの予想を外していたので疑うことさえ難しかった
　偽占い師である奈羅花氏は特に問題ないが、真占い師のフミ氏は結果として最後まで黒を発見できず、真占い師として信頼を集めることができなくなってしまった。

　つまりイブラヒム氏は結果としてほとんど何もせずに退場したことが、人狼陣営に勝利をもたらした大きな要因の一つになった。もちろん本人はそんなこと一切思ってない・自覚していないと思うが。

　ちなみにこの二試合目でも普通の人狼動画・配信であれば戦犯として誰々が糾弾されることになる事が多いが、早々にイブラヒム氏が退場したことにより、戦犯探しが全く無かったわけではないが、遅刻した＆早々に退場したイブラヒム氏のほうが話題をもっていき、参加者視聴者共に最後まで明るい雰囲気で人狼配信を楽しむことが出来た。

　さらに言えば、今後の人狼配信においても遅刻＆早期退場したイブラヒム氏が延々とネタにされることが予想される。要するに参加者のプレイのハードルが大きく下がっている。つまり通常の人狼コラボよりも遥かに気楽に参加出来る。
　また、次回の人数集め役に任されたイブラヒム氏だが自分の立場によって参加者を集めることが若干楽になる。どこかギスりやすい人狼配信を今後明るい空気感で楽しむことができるようになるかもしれない。

 　罪を憎んで人を憎まずとは良く言ったもので、罪を罪として罰した上で、それを最大限エンタメに昇華し、さらに次回以降に繋げる布石を用意したグウェル氏の手腕も凄いと思った。つまらなくて炎上したグウェル氏がこの短期間でこんな手腕を見せるとは・・・でもちょっと寂しさを感じるのは贅沢だろうか


追記。グウェル・オス・ガール本人に発見されてました


面接時に「遊ぶ金欲しさに」と言いたい人生だった。