46歳留学記㊳ 手持ちのカードで生きる

なんだかね、まだまだ「◯◯さんがいなくなったらどうしよう」という他者にしがみつこうとしている自分を発見。
というのも仲良くなった人たちが今週と来週で帰国ラッシュなのだ。
どの人も日本人なんだけどね(笑)


そして同じクラスになった子とも離れてしまうかも…というのもあり、ひとり勝手に悲しくなっている。
だけど、だけどね、人はそこまでアタシのことを考えていないんだ、
というのが分かったエピソードもあって、
まだまだ誰かに何とかしてもらいたいという自分が見えた。
ああ、精神的自立って時間かかるね。


前の職場で強力に戦力だったパートさんが離職することが分かった時のことを思い出す。
本当にショックだったし、今思えば発疹の発端はそのタイミングだったかもしれない。
家庭の事情で大好きなパートさんが辞めていくのがきつかったところに、さらにコロナに罹患して大事な戦力が休みになり、現場がさらにきつくなったところに今度は大雪で送迎が命がけだった。
大変なことって重なるよね〜。
そこから発疹が全部消えるまで1年以上かかった。
人生初の全身の発疹。とにかくかゆくて地獄だったなぁ。


まだまだ人にしがみつこうとしている自分が見えた。
あーほんとに、時間をかけて変えていきたい。
自分はどう思うか、どうしたいか。
でも困ったときは人に頼る練習も。


そしてスヌーピーも言ってた「手持ちのカードで戦っていく」的なことばも思い出した。
これ以上どうあがいても身につかない技術はあるし、真似できないところもある。いくら羨ましがってもキリがない。フィールドが違うのだ。
英語仲間の先輩が言ってくれた「みかんの木とりんごの木を比べているようなもの」ほんと心にとどまっていることば。
そこは潔く諦めて、
自分が持っている能力を発揮出来る適材適所を見つけられたら良いんだなとつくづく思う。
ここもまた療育と同じで、出来ない所ばかりを羅列するんじゃなく、その子の能力を見つけて伸ばしていく方向で支援していく、自分も同じだな。


こちらに来る前に改めて「これからの出来事を楽しみにする」という選択肢に気がついたから、そこを伸ばしていきたい。
実際、心配事の9.5割は起こっていないのだ。本当に。

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