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2024年は何をする?:第15回創発のKuruma-Za

2024年が始まりました。
元日の令和6年能登半島地震で被害にあわれた方には謹んでお見舞い申し上げます。2日も羽田空港での事故が起きてなんとなく気持ちがふさぎがちな状態ですが、自分たちの日常は普段通りに生きていかなければいけないと改めて感じているところです。

1月3日に第15回創発のKuruma-Zaを開催しました。

今回のテーマは「2024年はなにをする?」です。
抱負や目標というより、「これからのあなたの人生で取り組んでいきたいことはなに?」というトーンでの問いかけを想定しました。

とはいえ、いきなりそんな問いかけをしてもうまく回らないと思いますし、今回初めましての方もいらっしゃるので、まずはいつもの自己紹介からスタート。いつものように埼玉や東京からもご参加いただき、まさに今のオンライン時代の恩恵を感じる時間でした。自己紹介の内容を指定したわけではないのですが、偶然本業と副業の話が展開して、みなさんそれぞれの世界を楽しんでいらっしゃる感じが面白かったです。

参加者のみなさん

その流れで、昨年(2023年)に感じた事を雑談しました。最初のボールは「子どもたち」についての話題です。

・今の子どもは「小さい人」であって、決して「幼い」という事ではない。だから自分の意見をちゃんと持っていて、それをきちんとプレゼンできる。
・自分たちが子どもだったころとは、情報に接する環境が違う。ネットからデジタル検索していく能力が高いし、日常的にスマホやタブレットを使いこなしている。
・過去に熊本で「ホンモノにつながるプロジェクト」で子どもたちに講演した事があり、その時にも子どもたちの質問の鋭さに驚いた。

など、われわれ大人がイメージしている子どもと、実際の今を生きている子どもには大きな「ギャップ」があるようです。

その「ギャップ」に次の話題が移ります。
2023年までは新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、いわゆる3密を避ける施策が取られていました。ミーティングもリアルからオンラインになり、人と話をする事よりもインターネットの世界から様々な情報を取る事が当たり前になりました。子どもたちはいち早くその流れに順応したと言えますが、その流れに乗れなかった世代との格差も生じつつあるのではないかという話です。世代の境界にいる人たちはこれから「情報収集能力」や「論理構築力」という観点でどうなっていくのだろうかという少しナーバスな話題も出ました。

前半のメモ

その後各自の2024年の抱負に進む前に、81マスのマンダラートを使って「自由発散思考」でこれから自分がやりたいことを出していく例と、マルチスクリーン(時間-空間マトリックス)で自分がやりたいことを外挿と内挿で考える例を桑原が説明しました。ちょっと駆け足での説明になってしまったので、わかりにくかったかもしれませんが、この2つのシートはいろいろな事を分析してアイデアを出すために役に立つ方法だと思うので、また別の機会に再度取り上げたいと思います。

ここまで40分ほど過ぎた感じです。後半は「2024年に何をやりたいか?」についての雑談です。

後半のはじまり

・副業として子どもたちの創造性開発へ向けたイベントの開催を積極的にしていきたい。トランポリンスタジオを子どもたちの第3の居場所にしたい。
・副業と会社職務の両立をしていくぞ。会社の中ではできないことを副業で実現させていきたい。Chat-GPT。自分の仕事の周辺。
・「人生の途中」から復活していくプロセスを観察していく中で、各人が取得する情報の正しさとは何かを考えていく一年になりそう。物理的距離と情報的距離。
・自分が何をしてきたかをきちんと他人に伝える一年にする。伝えることは自分がやってきた「真実」でありウソは絶対に入れないし許されない。

という話題で70分時間切れです。
今回も前回に引き続きとても興味深い話題を多彩なメンバーで雑談できた楽しい時間でした。参加いただいた方々の感想も、いつも刺激を受けて有意義な時間だったというコメントが主でやっている私も勇気づけられました。ありがとうございます。

そういえば、今はやりのChat-GPTに「2024年の私の抱負を考えて」と指示したら、大振りながらもそれなりな抱負を出してきたことに驚きました。

Chat-GPTに聞いてみた

そういう意味でも今年は生成系AIをもっといろいろと使ってみようと思っています。

では、みなさん今年も創発のKuruma-Zaをよろしくお願いいたします。

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