人前でしゃべるときに、目線を合わせれない、他のところ見てしまう方がいると思います。
 
この時、不安と恐怖です。
 
ほとんどの人が、私ってこういう性格なんだとか、私って人前で話すのは向いていないんだ。
そう思う方がいます。
 
はっきりいって、これは違います。
 
これは脳科学と関係しています。
 
人間の脳には一番奥深いところに「爬虫類脳」というものがあります。
この脳は本能をつかさどっています。
 
本能のプリセット、一番最初の状態は、
「自分以外の存在は、すべて、自分に危害を加える存在であろう」という
プリセット、仮説をもっています。
なので、危険を回避して命を守らなければいけない、これが「生存本能」です。
 
この生存本能がなければ、ヒーローもののTVをみた子供たちはベランダからばんばん飛び降ります。
飛び降りないのは、これをしたら死んでしまう、という生存本能が働くからです。
 
大人は生存本能ができているので、自分以外の存在は自分に危害を加える、つまり
否定するであろうと思っています。
 
スピーチのとき、目線を合わせないでいるとどういう感情になるか。
こいつ緊張しているけど大丈夫か、とか思ってしまう、これは脳なんです。
 
じゃ目線を合わせると、あ、笑っている、メモまで取っている、など気づくようになり
人前でも話せるようになります。
 
目線はプレゼントです。
プレゼントを贈るんです。
 
ずっと目線を合わせないで、見られていると思っている状態で60分しゃべっていたら
メンタルぎたぎたになります。
 
原理原則はシンプルなんです。
人に与える生き方をしていると、メンタルも体もよくなります。
健康、明るくなれますし、幸せになります。

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