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【アスリート向け】 このままではダメだと思ったら変わる勇気を持ってほしい

皆さんこんにちは!Physical Edu.のホンダです🏃‍♂️💨

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先日のS-PARK(フジテレビ)で女子プロゴルファーの渋野日向子 選手の特集がありました。それを観て感じたことを今回のテーマにしました。普段ゴルフは特に興味のないスポーツであまり積極的に観戦することはありませんが、職場の先輩方がゴルフ好きであったり社長がドラコンのプロ認定を受けている方であることをきっかけに少し興味を持って観る機会が増えました。

その特集の中で渋野選手の思うように結果が出なかった2020年シーズンとその後の取り組みが紹介されていました。皆さんは結果が出ないときや伸び悩んだときにどんな選択肢を取りますか?


1、プラトー・スタンプ

・スランプ(Slump)とは、下降している状態。
・プラトー(Plateau)とは、横ばい状態。

つまりアスリートのパフォーマンスにおいて、スランプとはもともと高い状態にあったものが落ち込んでいる状態のことをいい、プラトーとは成長段階のあるものが一時的に停滞している状態のことです。グラフで示すと分かりやすいですが、右肩下がりになっているか横ばいになっているかの違いです。

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引用元:http://newsports.blog.jp/Slump_escape_method.html

一般的に部活動生たちが「俺、スランプ入ったわ〜」みたいに言っているのはおそらく成長スピードが一時的に停滞していることを意味しているのでプラトーであることが多いです笑。

プラトーは一時的に成長が停滞する期間なので我慢が必要ですが、スランプに陥ってしまったら結構しんどいかもしれません。「もともと自分はこんなレベルの選手じゃないのに...」「こんなはずじゃなかったのに...」「もっと上を目指せると思っていたのに...」など、いろいろな感情が思い出されます。

問題は、”なぜスランプに陥っているのか” です。その原因が分かれば脱する糸口が見えるかもしれません。どうにかしてその原因を見つける必要があるのですが、ここをなかなか抜け出せずに長い時間苦しんでいる選手をこれまでに数名ですが見てきました。

まだ僕もバリバリのトレーナーではなかった時期ではありましたが、何かできることがあったんじゃないかと今でもその時の思いは心に強く刻まれています。今現在、S&Cコーチとしてそんな選手達に出会ったら当時の選手たちのような思いをさせないように徹底して動きます!

では、どのようにしてスランプを脱していくべきか。コレだ!というたった1つの答えはありませんが、たくさんの選択肢があるよということは知っておいてほしいです。


2、未来へ進む勇気

どのアスリートにも先ほど紹介したようなプラトーやスランプのような時期は訪れるものだと思います。一切負ける気がしない絶好調の時期もあれば伸び悩んだりパフォーマンスが落ちてきて不安で不安で仕方ない時期もあります。

そんな不安で不安で仕方のないときに、あなたは何かを変える勇気がありますか?スランプを脱するためには、必ず "未来に目を向ける" 必要があります。未来に目を向けるとはどういうことかというと、まだ自分の知らない方法や手段を取り入れたり自分の現代の動作を見直したり改良したりと "変化するを恐れない" ということです。

冒頭でも導入として紹介した女子プロゴルファーの渋野 日向子選手を例に説明します。

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画像引用元:https://the-ans.jp/news/hinako-shibuno/193730/ 

渋野選手は2019年に全英女子オープンで海外メジャー優勝を果たしてから大きな注目を浴びましたね。当時大学4年だった僕はそんなにすごいことなのかな〜と思って調べた記憶があります笑。そんな最高の結果を出した渋野選手ですが、2020年シーズンと2021年の五輪予選までは思うような結果が出ずかなり苦しい戦いをしていたそうです。

そんな思うような結果が出なかった時期に彼女がとった行動は "自分のスイングを見直す(スイング改造)" でした。今までに長い時間をかけて身に付けたスイングのスキルを捨てるということは、もしかしたらもっと成績が悪くなる可能性だってありますし、全く打てなくなる可能性だってないとは言えません。

過去の栄光にすがることなく立ち止まらなかった彼女の判断は当たり前のようですが、意外と難しい選択だと僕は思います。フォーム改造が功を奏したのかどうかは彼女やその関係者しかわからないことだと思いますが、先日の国内戦で優勝したという事実には変わりありません。

もし今、あなたがやっている競技で新たに自分のフォームを変えてそれを覚え直すという選択肢を取れますか? よくあるパターンは、以前自分の最高の結果が出たときやパフォーマンスが良かった時の姿に戻そうとすることではないでしょうか。「あの時どんな動きをしていたっけ?」「あの時どんな調整したっけ?」あの時...と思ったときにはもう過去に目が向いています。

"変化するを恐れない!" スランプを脱するためには大事なことです。


3、プロを頼る勇気

ここまででプラトーやスランプについて書いてきましたが、アスリートはすべてを自分でできるかと言われればそれは非常に難しいと思います。多くの場合、訳もわからずパフォーマンスが下がってきたら、選手からしたら「何をしたらいいか分からない!」でしょう。訳もわからない状況のまま、その状態を脱出しようとしてもなかなか難しいはずです。一面の雪景色でかつホワイトアウトの中をずっとあっちこっちに歩いていくようなものでしょう。先が全く見えないのです。

もうそんなときは一刻も早くプロフェッショナル・スペシャリストたちを頼ってみてください。"なんとなく" ではなく、"今" 何をしたらいいかというその糸口がきっと見つかります。アスリートの競技人生は非常に短いです。学生時代の部活動生活なんてもっと短いです。そんな貴重な時間を浪費しないためにも最短最速で解決に向かいましょう!必ず何かしらの変化は起こります。

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ではどんなプロを選んだらいいのか? これまた難しい問題ですよね。S&Cコーチだろうが、ATだろうが、PTだろうが、何かアプローチをしてもらってからその効果を実感するまでには割と時間がかかります。時間がかかるということはそれにともなってお金もかかります。しかも、それが自分の欲しい結果につながるかどうかも全くわかりません。

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つまり、自分が選んだプロが「良い」か「イマイチ」かは結果論でしかないのです。じゃー結局、運なの?ガチャなの?と言われるかもしれませんが、僕からお伝えできるアドバイスとしてはコチラ↓↓

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この人になら任せても良いかも!という自分の直感があれば、信じて任せてみても良いかもしれません。必ずその人としっかり話して、質問してみて、"自分で" 選んでください。

気をつけて欲しいのは、

・誰々(トップアスリート)をみているから...
・選手時代の実績があるから...
・メディアでよく見るから...
・周りからいいって聞くから...

などなど、何かや誰かのような他の媒体を介して選んでしまうことです。誰かにとって良い場合でも自分にとっても良いかどうかはわかりません。トップアスリートを見ていても、あなたを見ることに長けているかどうかは分かりません。メディアに出ていてもそれがあなたを指導することにおいてはどうでもいいことです。


4、現状維持は下降線

今回もまた長くなっているので、この章に関しては過去に僕らのPodcastでお話しているのでこちらのリンクを貼っておきます。

SoundCloudの他にも Apple Podcast でもエピソードをお聞きいただけますので興味にある方は『ほんだ・ふくだの体育教官室』で検索してみてください👍変化のないというのは1番恐ろしいことなのかもしれません。自分のコンフォートゾンにしかいないのは刺激も全くないですからね。


さていかがでしたでしょうか?
今回は、『変わる勇気を持ってほしい』でした。

何か参考にしていただけると嬉しいですし、全く参考にしていただかなくてもそれはそれで OKです。そして、信じるものは自分で決めてください。

また、コメントや感想・ご意見、SNSでのシェアなどはとても励みになりますし、何より本田がめちゃくちゃ喜びます!


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