栄養摂取量をアップさせる方法

①たんぱく質・アミノ酸をアップ
高齢者は生活習慣病予防のため粗食を心掛けていることも。
例)脂の多い肉類を避ける
→魚、大豆製品を利用した料理提案
骨格筋減少を最小限にとどめるために
ロイシン摂取
ロイシンはmTORという細胞シグナル伝達物質を介して、筋たんぱく質合成を促進するため、ロイシンを中心とした分岐鎖アミノ酸強化により、腎臓に負担をかけずに、骨格筋量減少を抑制できる効果も。
分岐鎖アミノ酸強化補助食品紹介↓
https://www.clinico.co.jp/products/series/medical2/hepas.html

②エネルギー摂取量をアップ
脂質の有効活用
オリーブ油のオレイン酸などの一価不飽和脂肪酸は長期投与であっても、脂質代謝や心血管系に有害反応を発症しにくいことがわかっている。
MCTオイルは吸収がよく、エネルギー摂取量をアップしやすい。その中でもオクタン酸は、胃で産生されるグレリンというホルモンに結合し、活性化させる働きがあることがわかった。活性化されたグレリンの働きとして、食欲亢進、消化管運動促進作用、抗心不全作用、サルコペニアを防止する作用があると考えられている。オクタン酸摂取は、摂取頻度や、一度で食べる量を考えると、バター利用がよさそうだ。https://wholefoodcatalog.com/nutrient/octanoic_acid/foods/high/3/

③食欲を改善する方法
原因確認:発熱、誤嚥、脱水、心不全、便秘など
     便秘は腹部の確認などをおこなう
食事の見た目改善

引用:高齢者のQ&A55 田村佳奈美 メディカ出版 2016年

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