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心のコラム

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心理セラピスト、ボディケアセラピスト、メンタルトレーナーとして働く中で、お仕事の現場で日々感じること。心と体の癒しに役立つ情報をお届けします
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#メンタルセラピスト

メンタルセラピストを志すお弟子さんの憂鬱

お弟子さんとの勉強会中。あるお弟子さんが泣いてた。 「創間さん、なんで苦しみを抱えている…

直感を信じる力。母の乳がんが発覚した日の出来事

母が54歳の時のこと。乳がん検診の際、良好と診断された。どうにも胸騒ぎがした母は精密検査を…

自己啓発の本を読んだり、講座に参加したりしても報われない人がいる理由

「どうして自己啓発やスピリチュアルの本を読んだり、セミナーを受けたりしてもポジティブにな…

生きづらい、苦しい人ほど一発逆転満塁ホームランを狙ってしまう

生きづらさを感じる人、苦しい人ほど自分の内側を見ていくのが怖く感じるもの。 だから一発逆…

愛着障害の克服に大切なこととは- 現場での経験から伝えたいこと

「愛着障害」という言葉が、X(Twitter)のトレンドにも時折上がるようになった。 その言葉や…

重い悩みを毎日聴いても潰れないセラピストがしている2つのこと

「よく人の辛い話、暗い話を聞いても苦しくならないですね」 「人の感情を自分にもらったりし…

メンタルセラピストに必要な心構え。 続ける上で大切な4つのこと

僕の周りには「セラピストのお仕事に興味がある」「自分もいつかやってみたい」という方がたくさんいます。また、すでにセラピストやカウンセラーとして活動している方も含めて、弟子入りを志望される方もいらっしゃいます。 でも、結果的にクライアントさんを募りプロとして継続する方はほとんどいません。僕から見ても、とても良い感性や実力をお持ちの方でも…です。 お弟子さんを志望される方に関しても面談し、動機をお伺いした上でお断りさせていただくこともあります。 10年間に渡り専業でやってき

「死にたい」 という言葉に隠された真意と未成年者の自殺問題

「死にたい」→ 死にたいくらい苦しいということをわかって欲しい。生きるのがしんどいってこ…

「いつも笑顔で前向きに」 なれなくて疲れた人への処方箋

嬉しい、楽しい、安心する、ワクワクする、そんなポジティブな感情は誰にでもあるもの。 それ…

注意された時、人格否定に聞こえてしまう人へ

人から注意されたら、本来なら注意された内容だけ切り替えられればいい。だけどそれが「自分の…

お彼岸、故人に思いを馳せて- じいちゃんから教わったこと

「お金なんて巡り巡ってまた取り戻せる。だけど機会だけは返ってこない。だから無駄にしてはい…

心と体のセラピストの「学び」に大切な3つのこと

セラピーセッションやセルフメンタルケアのレクチャーを通して日々クライアントさんと向き合う…

僕が心理セラピストになって良かったと感じる2つの瞬間

舞台俳優から転身、メンタルセラピストとしての活動を始めて早10年。 この仕事の醍醐味は、や…

ガミガミ言うことと、それが当たり前だった時代の功罪

人をコントロールするために批判する。責める。文句を言う。ガミガミ言う。脅す。罰する。褒美で釣る。 これらを「外的コントロール心理学」といいます。かつては指導、しつけと称して会社や家庭で行われていました。 何故こういった叱り方が良くないのかというと、された側が本質的に、自発的に育たないのです。 さらにいえば、ガミガミ叱ることによる弊害は叱られた側の成長面への影響だけではありません。身体の健康面から見ても良くないのです。 責め立てるように注意される、怒られる事で脳がそれを