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翡翠・メルトアーティスト

メルトアーティスト。

その言葉は
翡翠という三人のユニットを
ダンスユニットというくくりでなく
なんと表現したらいいか、、と
話し合っていた時に思いつく。

三人のうちのひとりは
ベリーダンサーで私の師匠。

もうひとりは公の仕事を持っていて、
ベリーダンサーで書家で踊りの先輩。

二人はすでにプロのダンサーとして
公演を持っていた。

私は踊りが好きでベリーダンス、フラ、バレエ、ヨガなども続けていた。
ソロで踊ったのは小学生の時だけ。
その後東京に引っ越ししてきて、
都立大学の谷桃子バレエ団でバレエを
続けるが、前向きになれない引っ込み思案
で、公演にも出ないタイプ。(ここんとこ誰も信じない笑)


多くの時を経て人生の後半になり
花師としていけばな、
和も洋もいける活動をしていた。
小原流のいけばな講師。
先日は小学校に呼ばれて教室を
受け持ったりもしている。


三人での話あいの時間があった。
場所は師匠宅。

そこでの頭の中の映像。

雪の結晶がふわりと様々に
降りてきた。
その一つ一つがそれぞれに美しく
キラキラしている。

スローモーションで目の前を通過し、
地面に届くとすぐさま
シュワーっと消えていく。

私はフッと笑ってしまって、現実にもどる。

んっ、、なに、、どした、、?
と声がかかる。

不意のひとり笑いで現実にもどった時、
踊りと観客を見る側演じる側と
分断しない、祭りのような
輪になるような空間ができたら、、と
独り言のように

「溶ける。。」とつぶやいた。

途端に舞の師匠もつぶやく。

「メルト、、」

さっきから言いたかった言葉だと、、

メルトという響きが 
すっと入ってきた。いい。

メルトアーティスト

観客と演者が溶け合って融合することを
体現する。造語ができた。

私はベリーダンサーです♪
ではなく、
メルトアーティストです♪だ。

ベリーダンスの要素はもちろん
大好きだし、入ってくるけど、
ベリーダンサーではない、動きや表現を通じてゲストと溶け合う踊りをする人。

少しづつ形をなし、ミーティングは
つづく。

次のテーマはそれぞれの名前。
通常は先生とお呼びする方とのユニット。
演者としての気持ちのつながりなどから
雅号を取り入れることになった流れだったのかな。

思いつくまま日本の美しい言語、
雪月華から
それぞれの名前をあててみることが
決まった。

妄想の流れから、当然私は 
雪がつく名前になった。

操雪(そうせつ)

花の仕事などは
宗操(そうそう)なので、ややこしいけど、、

師匠は 由月(ゆうげつ)
先輩は 聡華(そうか)

すぐ決まった♪


翡翠の講演は
2021年9月22日(水)の夜。満月。

場所は 北海道帯広市の重要文化財
双葉幼稚園。八角形の建物が美しい。
会場では 円形になりやすいレトロで素敵な建物。好み♪

22日の夜の公演の始まりと
一部と二部の間の休憩時間に
食事や飲み物も販売するので、
大人の遊び満載のパーティ形式。

休憩時間は衣装替えなどもあって、
20分から30分を予定。

ドレスコードとまではいかないけど、
テーマが

ワ・テラス

「和」「輪」「我」を照らす

テーマもすぐ決まった。
主催サイドがアトリエてらす
てらす、とは照らすこと。

そこからの流れで決まっていったかな。


ということも含まれていて、着物など和を意識したドレスコードになると思う。着物で決めてもいいし、
羽織だけとか、手ぬぐい巻くだけとか
自由な感じにしてもらいたいな。

そして、翌日の23日は祭日。
公演の他にもう一日、
双葉幼稚園を借りている。

操雪のいけばな表現
聡華の前衛書
北海道や群馬の仲間の展示など、
様々に縁あってコラボレートした展示と
販売を予定している。
どんな展示になるかは今から楽しみ♪


この翡翠の物語は
一緒に音を作ってくれる仲間との
縁に更につながって行くことになります。


つづく






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