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声のこと

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声の記憶【野村昭子さん】家政婦は見た、渡鬼のタキさん

女優の野村昭子さんの訃報を聞いた時 95歳という年齢に驚いた。 そしてもっと驚いたのが、自宅で生活していて 行きつけのお寿司屋さんについ何日か前にも行かれてたということ。 私の野村さんから受ける印象は はっきりとしたお顔と あの「声」だ。 もしも背後にたくさんの人がいたとして声を発しているとしよう。 それでも野村さんの声はきっとわかると思う。よく通る声。 そしてきっぱりはっきり、顔の表情もセットで記憶に残っている。 とてもはっきりしている声。 ちょっと意地悪な感じのセリフ

私たちの体は楽器と同じ【ケアと「使うこと」が必要です】日々の生活で声をもっと出そう!

私たちの体は楽器と同じです。 ヴァイオリンやビオラ、チェロのような楽器だとすると ケアすることが大事です。また、「使うこと」も必要で 日々少しずつ鳴らしておきたい大事な楽器です。 そしてその楽器である私たちの体ですが、大変な価値のあるものなのです。 声を出せるだけではなく、日常の生活で当たり前に動かしている機能も大変多く備えておりますから。 楽器を演奏するのにも、歌を歌うのにも 体が冷え切っていたらよいパフォーマンスはできないです。 歌を歌う人も楽器の練習をする人も通常か

その時の感情が息や声のスピード・強弱になってあらわれる

【こんな時、どんな声が出ますか?】 ・宝くじが当たったとしたらどんな声が出る? ひょっとしたらその金額によっても声の出方が違うかもしれないです。 みんなで想像しながら声を出してみます。 ・宿題をたくさん出されたら? これは小学生でも大人でも「え〜〜〜?」と 少し「不満」を感じさせられる声を出します。 声帯の合わさり具合も少しキュッと締まった感じではないでしょうか。 ・驚いたときどんな声を出す? 声の大きさだけではなく、長さなども感情を表現するのに使います。 良いニュース

松任谷由実は唯一無二の声・私たちの青春は「ユーミン」の歌とともに

私たちの青春は「ユーミン」の歌とともに ユーミンが好き。 学生時代は東京都立川市に住んでいた。 そこから遠いのだが、よく海へいった。 友達が車に乗せてくれる時にはカセットテープを持参。 千葉や湘南、伊豆へと出掛けていった。 その道中の音楽はユーミン。 「埠頭を渡る風」や「中央フリーウエイ」 他にも大好きな歌をいっぱい、大きな音でかけて 大きな声で歌いながら海へ車を走らせた。 私の青春のワンシーンで流れる音楽の ほとんどは「ユーミン」だ。 何度も何度も同じ曲を聴き ドライ

声を出すとスッキリする【発散することが必要な人へ】しんどいなあ、と思うときは

毎日の生活の中で 自分ではどうにもならないことを抱えていたり 家族の調子が悪かったり うまく行かないことがあったりして ああ、今日も一日何とかやり過ごせた、だけど 心配なことは次から次へと湧き出てくる。 一体私の生活はいつになったら楽になるのだろうか? もどかしい、しんどい・・・・ と言う風に色々なことがあると思います。 もちろん私にもそういう気持ちがあります。 気になること、重たいこと いっぱい抱えています。 ところが、仕事へ行くと少し楽になるんです。 いや、ひょっとし