だれに聞いてもわからない「人はなぜ生きるのか」 私の半生は、振り返れば、とてもひどいものでした。過去は変わらないけれど、現在はというと、長年の謎がとけて、何かが腹に落ちたとでもいいましょうか。 とはいえ、落ち込む日も、まだまだあります。物心ついた時から、ずっと続いてきた虐待の影響は、そうそう消えるものではありません。でも、ひとつのゆるぎない事実を知ったことで、長年の「心の中の重い荷物」を手放せそうな気がしています。 この境地にいたるまでに、ざっと20年かかりました。
「自分の人生の主役の座を、だれにもゆずり渡してはいけない」 初めまして。sotetuと申します。 大学卒業と同時にバブルがはじけ、少しずつ、でも、確実に、この国の価値観が変わりだした時に、社会に出ました。 私は、家庭環境が全く機能していない家で、育ちました。家族構成は、両親、私、妹の四人家族です。実父から、身体的暴力、精神的虐待、教育虐待、マインドコントロールなど、さまざまな虐待を受けました。 それに加えて、父による[母への暴力、精神的支配、経済的支配]が