搭乗拒否されて10万円なくなった話
本日もお疲れ様です。
先日起きた面白い出来事を忘備録がてら残しておきます。
概要
去年から予定していたミャンマー・タイ旅行の出来事。
旅行が好きな友人Kからの誘いを受けてミャンマーとタイを周遊し、帰国するプランでした。予定はミャンマー3日、タイ3日の計1週間。航空券やホテルの予約は友人Kに一任していたので大助かりでした。航空券は約4万円、ホテル代は現地支払いで未確定といった感じ。最近の格安航空って色々とすごいですね。(LCCについてまた別記事書く予定)
僕自身、ミャンマーとタイに行ったことがなかったので計画当初からとても楽しみにしていました。未踏の地で感じる文化や新たな世界観に触れることは誰でも新鮮でこころ踊るものです。
いつも通り現地ヤンゴンのおいしい料理やカフェなどを調べつつ身支度も整え準備は万端。ここからは出国当日をダイジェストで。
出国日当日
朝5時55分起床
自宅は大阪ですが出国予定の関西空港までは1時間ちょっとかかります。フライトが9時20分の予定でした。友人Kが南海特急ラピートの特急券を取ってくれたので当日はラピートで関西空港まで向かう予定だったのですがここで本日最初のトラブルが発生。
腹が痛え...
慣れない五時起きの体に圧倒的な腹痛が拒絶反応としてあらわれました。
この時点から本日の不運が始まっていたのかもしれません。
特急ラピート乗車は諦め、急行電車で遅れて関空に到着。搭乗手続きには十分間に合う時間でした。友人Kと合流しさっそく搭乗手続きへ向かいます。
彼が予約してくれていた航空券はベトジェットエア。初めて乗ります。
搭乗カウンターに向かい担当者にパスポートを提示します。
ここで本日のメインイベントが発生。
まさかの搭乗拒否
担当者:そたさま〜
自分:はい
担当者:あのですね...
自分:はい
担当者:ビザはお持ちですか?
自分:はい?
担当者:パスポートの残存期間がないため今回渡航はできないです。
パスポートの有効期限は切れてないし何の話をしてるのかと思いつつ説明を聞くと...
国によって残存有効期間が設定されており、今回の場合(ミャンマー・タイ)は入国時6ヶ月以上の残存期間がないと渡航ができないとのこと。
一瞬、脳内でものすごい冷や汗をかきましたが即座に頭を切り替えどうにか出国できないか交渉しました。
自分:先日台湾に渡航したのですがそれでも不可ですか?
担当者:不可です。
検索してみると...
なるほど。そういうことですか。また、仮に出国できたとしても入国できるかの保証ができないとのこと。
この時点で僕の中で選択肢が3つありました。
1.ビザをとる
2.パスポートの更新
3.全てを諦める
4.楽器ケースに身を隠す
選択肢4はさておき
ビザとパスポートについては最短再発行で5営業日や8日かかるなどすぐに発行できないものばかり。
さらにパスポートに至っては緊急時だと3日で発行可能とのことでしたが手数料として5,000円が必要だとかなんとか...
結論、僕が選択したのは3の全てを諦めるでした。
3日でパスポートを更新し、タイから合流する案も考えましたが総費用から考えて損切りすることに。友人Kに持っていた8ドルを託し、出国を見届け、帰路につきました。
無気力に帰りの急行電車から撮影した写真(画質悪)
さらによくよく自分のパスポートを確認すると有効期限が2020年7月31日まで。つまりあと1日有効期限が長ければ問題なく渡航できていたのです。
くそう...このままじゃ1週間を4万円で買ったただの大学生に成り下がってしまう...
せっかくの旅行がパスポートの残存期間ひとつで台無しになることを身を持って経験しました。たぶん航空券と交通費、機会損失も考えると軽く10万円は失っているような気がします。早起きしたのに。悲しい。
我が主張
「1日、たった1日足りないだけなんですよ」って部分でゴネることはしません。ルールですもんね。くそう...
ただ、なんのための有効期限なんでしょうか。
今回みたいにミャンマーやタイに行くには期限によってはパスポートがパスポートとして機能していない現実が存在するのです。
後日詳しく検索しているとその理由もわかりました。
現地でトラブルがあった時の処置期間として設けられている(諸説あり)
だそうです。
大きな力には抗えないですね。早起きしたのに。悲しい。(2回目)
理不尽かどうかはさておき、貴重な体験ができました。みなさんも海外へ渡航する前には自身のパスポートと渡航先の残存有効期間を調べることをお忘れなきよう!
今ごろ友人Kはミャンマーひとり旅を楽しんでいることでしょう。楽しく安全に帰ってきてほしいものですね。おみやげ待ってます。
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さて、1週間何をしようかな。
それでは。読み切りあざした。
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