時間が止まった感覚になるときがある
東京に引っ越してから3年間は
電車通勤をしていた。
初出勤は5月1日でゴールデンウィーク中
通勤ラッシュの時間帯も難なく座れた。
でも、連休が終わった7日になると
隣の人の鞄がぶつかるほどに満員だった。
しばらくすると空いてくる。
車内の全員が座れるくらいに。
数十分間電車に乗って
「次は○○~、○○~」とアナウンス
流れた瞬間に座席から立ち上がる。
あと一駅で職場の最寄り駅というところ、
スマホで時間を確認すると「8時9分」
8時10分に到着することは確認済み
早めに扉の前に立ち、
到着を待つ…….けど、なかなか着かない
そこでもう一回スマホを見ても
変わらず「8時9分」だった。
こんな瞬間がたまにある。
1分間がとても長いとき。
時間が止まっている気がする。
周りの人間は座席に座ったまま
スマホを見るか、眠っているか。
私みたく到着前から席を立つ人はいなくて
なんだか自分だけ違う世界にいるような
到着前に席を立ってしまったばっかりに
自分だけ切り離されたような感覚になる。
この前の通勤で感じたことです。
共感してくれる方が
いてくれるといいな。
もしかしたらいつかの作品で
この内容を使うかも。
今のうちに少しでも
文章に落としておきたいと思って
ここに書きました。
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