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ベトナムでの日常生活でトラブルを避けるために注意すべきこと〜追加5つ〜

先日の
ベトナムでの日常生活でトラブルを避けるために注意すべきこと3つ
に引き続き、実際にベトナムや東南アジアで生活した経験からもう少し細かい生活上の注意点をまとめてみたいと思います。


1. 書類は見直す。相手を過信しない。

前回の記事で、レストランの領収書は必ず確認すべき、と書きましたが、レストランに限らず、ベトナムは公的機関や銀行でもビザの日付、名前などの記載情報が違ってた、ということが結構あります。
日本では役所や銀行で発行してもらった書類の記載内容が間違っているって滅多にないのですが、ベトナムではそれなりの頻度であります。

契約書などを全て確認することはできないかもしれませんが、最低限、氏名、日付、住所、パスポート番号などの個人情報は書類を受け取ったらその場で間違いがないか確認しましょう。

その場で気づけばすぐに直してもらえますが、あとから気づくともう一回出向いて修正してもらう必要がありますし、ビザだったら最悪空港で気づいて飛行機に乗れない、なんてことも起きかねません。

2. 手続きには余裕を持つ

ベトナムではビザ、労働許可証、等々...書類の手続きがとても複雑で時間がかかります。
制度自体も頻繁に更新されるし、担当者ごとに言っていることも違うし、同じ担当者でも聞くたびに答えが変わるとか日常茶飯事です。

あえて手続きに時間をかけてややこしくして、袖の下を間接的に要求しているという都市伝説(であってほしい...)もあります。

また、上述のように、自分は完璧に書類を準備しても、先方の手違いで遅れることもあります。

いずれにせよ手続き関連は時間もかかるし、差し戻しもあるので、かなり時間には余裕をもって行うことをお勧めします。

具体的には、
「期限から逆算してギリギリに準備を開始するのではなく、やれることは、できる限り早い時期に開始する」
のをお勧めします。

3. 違和感をそのままにしない

少し抽象的になりますが、タクシーに乗った時、銀行や空港での手続き、仕事でのやりとりなどなど、
「あれ?なんかおかしい気がするけど、これいいのかな?」
って感じることが(きっとたくさん)あると思います。

タクシーで行き先を伝えたのに、向かっている方向がおかしいとか(空港で国内線ターミナル、って行ったのに、外国人だからってだけで勘違いして国際線ターミナルに連れていかれるとか結構あります)、
銀行でちょっと待ってね、って言われてから、10分以上待たされているとか。

日本なら、「まあ、なにも言われていないしいいのかな?」で問題にならないことが多いかもしれませんが、その違和感、海外では結構当たっています。

日本では「便りがないのはいい便り」で、お客さん側が「特に何も言われていないから問題ないだろう。」って考えますが、

ベトナムなどアジアではサービス提供側が、
「あの客特になんも文句言ってこないし、まあいっか」
って考えてる(ように感じる)ことすらあります。

何かおかしいと思ったら、物怖じせずはっきり確認しましょう。
日本のように、黙っていても察してくれるはNGです。

4. 「OK, OK」と「No Problem!」は信用しない

これはアジアとかいろんな国でよくあることかもしれませんが、こっちの言っていることをよくわかっていなくても、適当に「OK, OK!」とか「No Problme!」って言ってくる人、(とてつもなく)多いです。
東南アジアでは、
OK, No Problem=「なんかよくわからんけど、多分大丈夫!」
だと思いましょう。。。

個人的な経験では、ミャンマーで仕事していて、ボートで現場に行った時に、エンジンが(変な音と煙を発しながら)明らかに故障したのに、ボートのドライバーが、「の、のーぷろぶれむっ!」って(かなり焦った表情をしながら)口走ったのを聞いて以来、「ノープロブレム」は信用しなくなりました。

5. 路上は無法地帯。安全は自己責任

・信号無視はあたりまえ。ベトナムでは、「赤信号=注意しながら進め」です。
・逆走も当たり前。一方通行の道路でも渡るときは両側を確認しましょう。
・歩道をバイクが走るのも当たり前。歩道だからと言って安心してはいけません。
・たまに道に穴が空いてたり、マンホールの蓋が外れていたりするので注意。油断しながら歩いていると落ちます。リアルスーパーマリオです。


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