林伸次「なぜ、あの飲食店にお客が集まるのか」を読んで行きたくなったお店
これはある意味で特殊な本なのだが、食べることが好きな僕はとても楽しく読んだ。特殊というのは、飲食店経営を目指す人がメインのターゲットになっていることだ。人気飲食店(全20店)の経営者に渋谷のバー「bar bossa」林伸次さんがインタビューする構成で、そのターゲット故に開業資金、家賃、月商といった、通常のメディアでは明らかにされない具体的かつ突っ込んだところまで聞いているのが、裏事情を知れるようで興味深い。
僕自身は食べることが好きなので、飲食店経営に興味はあるが、飲食店で働いた経験もないし(この本の中でも多くの経営者がどこかで修行すべしと語っている)、かといって飛び抜けた経営のセンスがあるわけでもないし、人が好きかというとそうでもないし、実際に店を始めることは当面はないだろうと思っている(少なくとも東京では。東京は競争が激しすぎて大変)。
したがって関心としては、「これまで知らなかった素敵な店を発見する」「飲食店の経営者は何を考えているのか、何を気にしているのかを知る」のがメインとなるわけだが、取り急ぎ1点目について書くと、この本を読んで行きたくなったお店が以下の通りいっぱいある(笑)。全体としては、やはりチェーン店ではなく、この本に出てくるような個人がやっているお店に行きたいなぁ、と思った。
西荻窪「organ」
荻窪在住時に2回行ったことがある大好きなお店だが(ウグイスも訪問したことあり)、しばらく足が遠のいているので、今年は行きたい。というか、今年は行くことに決めた。organ で妻と二人、美味しいものを食べながら美味しいビオワインを飲む、ゆったりとした土曜日の夜ほど素敵な時間はなかなか無いですよねー(遠い目。でも今は家が横浜なので、そこから帰って来るのが大変なんですが・笑)。
恵比寿「トロワザムール」
永福町「永福食堂」
このお店、妻は知ってた(笑)。
渋谷「COFFEEHOUSE NISHIYA」
このお店も、妻は知ってた。妻が以前確認したところ、テラス席は犬OKなのも良い。暖かくなったら、犬連れで行きたい。
初台「fuzkue」
会話禁止で本をゆっくり読める店。とてもユニーク。
神泉「かしわビストロ バンバン」
千歳烏山「天天厨房」
台湾出身の方がやっているお店。良さそう。
久我山「ハナイグチ」
高井戸「休日や」
Photo by Jay Wennington on Unsplash
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