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人生セーブデータinイギリス-45

Week45

1つの偶然が1日を完璧にする

今日はお休み。昼頃までゴロゴロして、食品を買いに出かけた。

天気がめちゃくちゃいい。ロンT1枚でも少し暑い。
買い物に行ったあと、中心街の方へ散歩に行った。行けば何か起きるやろ。

今まで行ったことがなかった、アートを展示しているお店に行こう。

お店の近くの本屋さんの前を通ったところで、見たことある人がいた。

先週会った友達だ!!!

時間があったから、本を買いに来てたらしい。
本当に何か起きるやん。

お互い時間もあるので、一緒に歩いて回ることに。

まずはアートを見るのに付き合ってくれた。3店舗くらいが同じ地域にまとまっているので、そこを見て回る。

現代アートは見てておもろいな。

アートを見た後は、本屋さんへ。
前に本屋さんで見ていた、日本への旅行記が気になってると友達に伝えると、
「俺もそれ読みたいと思ってたんだよね笑」と偶然一致。

本屋に入ってすぐにお目当ての本はあった。一応他の本も見てみようと、本屋の中を回った。
フィクション、ノンフィクション色々見て回ったが、結局は最初の本に決めた。

しかも、その本は「1つ買えば、もう1つ買った本が半額になる」というシールが貼ってあった。
なので一緒にお会計して、その半分を友達に送った。£2くらい得した。
一緒に買えてよかった〜。

その後は、Classic Football Shirtsという新旧のサッカーユニフォーム取り扱うお店に2人で行った。
ユニフォームを物色して、「これ懐かし〜」と言い合うのが楽しい。何時間でも居れる。。

お店が閉店時間になったので、外に出る。

来週の水曜日に、この友達を含めた4人で夜ご飯を食べに行く予定なので、良い感じのお店を探しに歩くことに。

普段外食しないから、お店を全然知らないし、レストランに注目して歩いたこともあまりない。

改めて見てみると、いろんなお店があるんだね。中華街には中華があるし、タイ料理とか、イタリアン、ギリシャ料理、メキシカンなどなど、、
色々楽しめそう。

良い感じのギリシャ料理さんを候補に見つけ、解散することに。

ただの散歩の予定が、とてつもなく充実した時間になった。ありがとう!!

ストレス発散

今日は家でゆっくりした。

昨日買った本を読んだり、
ガレージバンドいじったり、
Photoshopいじったり、
動画作ってみたり、

アイデアを形にする方法は、多ければ多いほどいいだろう。

こういうアウトプットの時間と、音楽聴きながら散歩する時間は
きっとこれからの人生でも大事な時間になるだろうな。
ストレスを解放できる時間。

本を読んで、いかに自分の語彙力がないか痛感する。
ハイパー頻繁に意味を知らない単語が出てくる。
でも意味を推察して読むことはできる。

だから一旦読み進めて、あとで単語の意味を調べて、もう1回読む。
ALTみたいな制度で、イギリスから日本に行った人のお話。

期待通り、イギリス人から見た日本の様子や、感じたことが書かれているから読んでいてとても興味深い。
読むのが楽しい。
成田空港の屋根に瓦がないことにびっくりしてた笑。

あと、ストリーミングサービスで、80年代の音楽を垂れ流しにしてるチャンネルがあって
それを付けた瞬間、Queenの時間が始まった。最高じゃん。
約1時間かけて80年代のヒットソングのMVが流れる。最高の時間だ。

何度もみたことのあるMVに、釘付けになって観た。幼少期にやっていたように。

マジでこれ最高。一生好き。

場数と慣れよ

今日はバイト。
そこまで忙しくはなかったが、やはり晩御飯の後の時間帯は少し混み始める。

お店のスタンプカードがアプリになっていて、電子決済の要領で機器にかざすとポイントが付与されるんだけど、

あるお客さんがスマホを傾けた時に日本語が見えたから「Are you Japanese?」と聞いた。
見た目的には、日本人に見えないこともない、くらいのアジア系の方。

ただその人は日本人ではなかった。
少し驚いた様子で「No, I'm learning Japanese」と、日本語を勉強していること教えてくれた。
だから日本語に設定してるんだね〜と話はしたが、
頑張ってねーとか、気の利いたことを言えなかった。

自分が日本人であることや、なにか日本語の単語を話すだけでも、彼女をもう少しいい気持ちにできたんじゃないかなーと思う。

まだそういった気の利いたことは俺にはできない。言語の壁がどうこう、ではない。その場の発想力の問題だ。
レジをしてた時は、「日本語で話してみようかな」なんて発想はできなかった。
でもこれを経験したことで、次はきっとできるよ。

どんどん増える日本人友達

今日もバイト。
でもその前に、このnoteで繋がった日本の方とランチを食べに行った。

こういうとき、めっちゃしんどいよなーとか、異国に住んでわかる大変なことを共感したり、
自分が行ったことないお店の話を聞けたのが嬉しかった。
10ヶ月いるのに、全然知らないなーと痛感するばかりだ。もっといろんなところに出かけて、いろんなものを食べたい。

また新たな知り合いが増えた。嬉しい限りだ。
おしゃれなカフェで昼ごはんを食べた後、街をぶらぶら歩いたり、Babourに行ったり、M&Sに行ったり、
Carharttに行ったり、おしゃれな雑貨屋さんに行ったりした。Carharttの服が思っていたよりも高くなくて、服欲しくなっちゃったな、、
お金たまったら服買いたいな。。

そしてバイトへ行った。今日はマレーシア人の方と初めて一緒に働いた。
出勤してからしばらくやることがない。1時間経たないうちに、「やることないから休憩入っても良いよ」と言われた。
それほどまでにやることがない。

ただ、20時を過ぎてからしばらくずっと忙しかった。レジ前に溜まるお客さん、大量のオーダー、なかなか大変だった。。

でもいろんなドリンクの作り方を覚えてきたな。少しずつうまく立ち回れるようになってきた。

バイト終わり、ついこの間発表されたY-3の日本代表ユニをすでに着てる外国人を見た。誰よりも早くね?

これからも頑張るぞ。

どんどん深まる日本人友達

今日は日本人の友達と、俺を含め4人でご飯を食べに行った。
めちゃくちゃ笑って楽しかったなあ。

外食をほぼしない自分にとっては、おいしい鶏むね肉とポテトを腹一杯に食えただけでも幸せだったけど、それを友達と共有できた幸せは大きい。
本当にありがたい存在ですね。QOLぶち上げです。

そして話の流れで明日リバプールに遊びに行くことになった。
楽しみはまだまだ続くぜ。嬉しい。

Liverpool

今日は友達と3人でリバプールに旅行に行った。
10:30にマンチェスターピカデリーに集合して電車に乗り、1時間くらいかけて移動する。

イギリスに来て、友達と電車に乗るのは初めてだ。
車内でもリバプールのどこを回るかという話やビートルズの話をして、どんどんワクワクが大きくなった。

友達と話をしていると、あっという間にリバプールに着いた。

駅を出てすぐ目の前に、神殿みたいな綺麗な建物があった。
他にも綺麗な建物が並んでいる中で、アレクサンダー・アーノルドの広告があった。

やはりリバプールはこの人になるんだね。
マンチェスターはマクトミネイ
ロンドンはベリンガムだった。

最初の目的地は、ビートルズの銅像があるところ。
その道中も、お店やパブの壁はビートルズだらけ。
ビートルズがいかに異次元の存在か、改めて痛感した。

他にもクロップの名前が付いたパブがあったりもした。

ロンドンみたいに道路が広いけど、建物がそんなに多くないから、とてもスッキリして綺麗に見える。
めちゃくちゃ良い。リバプール好き。

お目当ての銅像は川沿いの港にあった。
たくさん人がいるわけではないが、それなりに賑わっていて、みんな写真を撮りにきている。

無事銅像と一緒に写真を撮り、次の目的地は大きいクロワッサンを食べれるカフェ。
カフェは銅像から川沿いに5〜10分ほど歩いた先にある。

クロワッサン、マジでデカい。人生で1番デカい。
どうか伝わってほしいこのデカさ。
おもちゃかと思うくらい大きい。

そのあと近くにあったリバプールミュージアムを軽く見て、アンフィールドに向かった。

アンフィールドまでは歩いて50分。
街中を抜け、大きい公園の中を通り抜ける。

途中なかなかきつい坂道があって、大学の通学路を思い出した。

道中、イギリスのいいところを1個ずつ言ったり、逆に日本のいいところを言ったりしながら歩いた。

3周くらいであんまり出てこなくなる。あれ。

普段いいな、と感じることも、いざ「どこがよかった?」と聞かれると出てこなかったりする。
やっぱ感じたことはその瞬間に、何かに残しておかないと、聞かれても出てこなくなる。

きっとこのnoteも何かを思い出すのに役に立つだろうな。

住宅街のど真ん中にアンフィールドは建っている。
こんな住宅街にあるのか。大きくてすごく綺麗なスタジアム。

余計な装飾がなく、シンプルだからこそすごくスタイリッシュでかっこいい。

クラブショップにも行った。2階建になっていて、2階は小さなカフェや、選手のユニと写真を撮れるスペース、他にも昔から今までのグッズが並んでいた。

1階はユニホームやキャップなどなど、いろんな商品があって、見ていて楽しい。


お土産にマグネット1つ買って、次の目的地へ。

次の目的地はエバートンの本拠地、「グディソンパーク」
アンフィールドから、大きい公園を挟んですぐのところにある。

とんでもない距離感。歩いて15分ほど。これはダービー盛り上がるわけだ。
グディソンパークは2025年でスタジアムとしての役目を終え、新しいスタジアムに移る。
歴史あるスタジアムを見れたのは、本当に幸運なことだ。
中に入れたりしたわけではないが、周りの壁にクラブの歴史が記してあったから、見ているだけでも楽しい。

グディソンパークも1本道を挟んで迎えに家があるほど、住宅街の中にある。
スタジアムの入場ゲートも歩道から直接入れる。
生活にサッカーが根付くとは、まさしくこういうことなんだな。
初めてこんなスタジアムを見た。衝撃を受けた。

そしてさらに次の目的地へ。
新グディソンパークへ。ここから歩いて40分ほどの場所だ。

デカクロワッサンを食べて以降、しょっぱいものを常に欲していた我々だったが、俺がじゃんけんに勝ってしまったため、
しょっぱいものは新スタジアムを見てからということになった。
途中の階段で一瞬発生したグリコでもじゃんけん圧勝していた俺、今日強すぎる。

新スタジアムは住宅街というよりも、川沿いの工業地区にある。本当に川沿いに建築されていて、まだ完成はしていない。

スタジアム正面の道に入ったところから見えてくるスタジアムが、大きくて、神々しくて、
さっきまでの歴史あるスタジアムから、こっちに移転するとは考えられないほど。。。

あの歴史あるスタジアムもすごくいいからね、、勿体無い気持ちもあるけど、しょうがないんだろうね、、

工事中の新スタジアムを外側から眺めた後は夕食に向かう。
3人中2人がピザという意見で一致したため、ビートルズの銅像があった港の方へ、川沿いを歩いて進んでいく。

ただ、風があまりにも強い。罰ゲームかと思うくらいに強い。もう、寒い。

ピザ屋さんまで、近いと思っていたら意外と30分くらいかかった。その間もいろんな話を聞いた。なかなか衝撃的だった。
人の人生を聞くの最高に楽しい。

とてつもない強風の中、ピザ屋さんに到着し、念願のしょっぱいものを食べられる。
チーズのピザと、猪サラミのピザを注文し、水も頼んだ。

グラス3つと、瓶にパンパンに入ったお水登場。俺がグラスに注ごうとするも、グラスにひとつも入らずテーブルにこぼしまくり。
あーああーああぁああ。おれ、こういうの、いつまでも下手。

ピザはめちゃくちゃ美味かった。お店の窯で焼かれたピザ。最高に美味い。
猪サラミピザも、うまく言語化できないけど、めちゃくちゃ美味かった。普通にお気に入り。

ピザを食べた終えたあと、最後の目的地へ。
ビートルズが通い詰めて演奏していたという、パブのような、クラブのような場所へ。

ただ、その場所に行くと、目につくパブどこでもギター持ったシンガーがステージ上で歌っている。
入り口が広く解放的になっているため、10歩くらい歩くと別の音楽が聞こえてくる。
これがそこら中で発生している。これがビートルズの街なのか。

当初予定していたお店は、今日はよくしらないアーティストの歌が歌われるとのことで、
8月にある「ビートルズウィーク」(多分ビートルズの歌ばかり歌われる週)にまた来ようとなった。

そして知っている歌が歌われていたパブに入って、歌を聞きながら、テレビで流れているクリケットの試合を見ていた。
雰囲気がめちゃくちゃいい。

10分ほど経ったところで、歌っていたおじさんがギターをしまい、荷物をまとめて帰ってしまった。
かと思いきや、次にまた別のお兄さんが来てステージ上で準備を始めた。
ここで演奏して夢を掴みたい人が多いんだな。

その人の曲を2〜3曲聴いたところで、電車の時間が来たので、駅に向かって歩き出した。

20時の電車に乗り、50分ほどでマンチェスターに到着。

なぜか小腹が空いていた我々は、最後にマックで小腹を満たし、

今日の写真を見返し、
お互いの過去を話し、
将来やりたいことを話し、

22時ごろに解散した。

目的も状況も互いに違う中、たまたまマンチェスターに集まった我々は
同じ悩みや喜びを共有し、よく笑い合う仲になった。

きっとこれからも助け合える仲になれるだろうなと思った1日だった。
こんな出会いに巡り会えたのは幸せなことだ。ありがとう。

今日は3人だったけど、今度は5人全員集合したいな!いや、しよう!

ギリ遅刻。許してくれ
楽しんでくれたらなによりだ

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