サッカーテクニック ゴルペオ
今回の記事では、個人テクニックの1つである。ゴルペオ・コン・エル・ピエ、ゴルペオ・コン・ラ・カペサの2つについて紹介していきたいと思います。個人テクニックについては、以前書いた、日本とスぺインのコントロールの記事で記載していますのでそちらを参考にしてください。
それでは、まず初めにゴルペオ・コン・エル・ピエについて紹介していきます。
ゴルペオ・コン・エル・ピオは足でボールを打つあらゆる接触のことです。要はボールを蹴ることです
ボールに接触する足を蹴り足と呼び、体を支える足を軸足と呼びます。
この技術には、インステップ、インフロント・アウトフロント、インサイド・アウトサイド、かかと・足裏・つま先などの蹴る部位によった種類に分けられています。
・インステップでは長い距離を速いスピードのキックで飛ばすことを可能にします。
・インフロントキックでは回転をかけるような変化を加えることができて、スピードの速い正確なキックが可能になります。
・インサイドキック、アウトサイドキックにおいては近くへの打撃であるため、正確性は非常に上がりますがスピードと強さが他のキックに比べて劣ります。
・かかと、足裏、つま先を用いたキックでは相手の意表をつくようなキックが可能になります。
ゴルペオ・コン・エル・ピエをする際には、周辺の視野を確保して正確なキックを行うことが重要になります。また、ゴルペオ・コン・エル・ピエには、パス・コントロール・サポートの基本要素が含まれており、これらの向上は集団プレーの基本の向上に繋がります。
ゴルペオの課程
ボールの横に軸足を置き蹴り足のバランスをとりながらボールを蹴りそのまま体を流していく。ボールを蹴る時には軸足側に体を傾けることでボールを蹴りやすくなります。特に小学生年代でインステップキックが上手くいかにような選手には体を斜めに傾けるようなトレーニングをすることでキックが上達した経験があります。
続いて、ゴルペオ・コン・ラ・カペサについて紹介していきます。
ゴルペオ・コン・ラ・カペサは、ボールに対して頭で接触する全ての動作のことを指します。要は、ヘディングのことです。
ゴルペオ・コン・ラ・カペサのポイントは、両腕を開くことや目を開けてヘディングすることです。
ヘディングの目的としては、以下のようなものが挙げられます。
・シュート
・ボールの方向と軌道を変えるためにそらす。
・ボールの軌道は変えずに高さをかえるためにそらす。
・クリア
練習法としては、動いた状態と止まった状態で行うことや敵がいない状態や敵がいる状態での練習が挙げられます。また、練習の中ではよりリアリティのあるシチュエーションでおこなうことでより実践で使うことができるような力が身につく練習になります。
今回の記事では、ボールのキックについて紹介していきました。実際に、プロの選手とプレーした際に一番大きな違いを感じた技術がボールを蹴る技術でした。この技術は、選手が高いレベルでプレーする上で非常に重要な力であるため、コーチとしては大切にしたいポイントであると思いました。
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