個人テクニック シュート

今回の記事では、サッカーの個人テクニックのシュートについて取り上げていきたいと思います。個人テクニックについては前回の「日本とスペインのコントロールの違い」という記事で紹介していますのでそちらを参照ください。

シュートは、ほとんどの方はご存じの通りゴールに向かってボールを蹴り込むサッカーにおける最後のアクションになります。

シュートを打つ際にはボールに関して高さ、スピード、回転などについて考慮して行う必要があります。

それでは、シュートを打つ人はどのようなことに考慮すべきでしょうか??

最も重要なことは、キーパーの状況を確認することです。キーパーの状況によっては、ロングシュートが効果的な場面も多々あります。その次に、DFの状況、自分自身、味方の状況を考慮する必要があります。また、距離や角度も考慮するのに重要な要素になります。

これらを考慮するとシュートにふさわしいシチュエーションとふさわしくないシチュエーションが存在します。

シュートをするのにふさわしいシチュエーションとしてはシュートがゴールに結びつく可能性のあるエリアや角度が十分にあるときです。また、シュートまでの動作が少ないこと(シュート前のタッチ数が少ない)も考慮すべき重要なポイントの1つになります。

次に、シュートにふさわしくないシチュエーションとしては、ゴールに結びつく可能性のあるエリアや角度がないときです。また、自分より状況が良い選手がいる場合にもシュートにはふさわしくありません。

今回は、シュートについて軽く書きましたが、小学生のカテゴリーにおいては、より確実なシュートをしろ、味方がフリーならそっちにパスを出せという指導者が多くいるのではないかと思います。確かに、今回の記事でも味方の選手が自分より良い状態の場合にはシュートにふさわしくないシチュエーションだと述べました。しかし、小学生年代に必要なのは果たしてそのような堅実なプレーなのでしょうか。小学生年代において重要なことは選手を成長させることではないかと考えます。そのため、そのシュートの再現可能性などを考えたうえで、自分を主張してシュートを打つことの大切さや、自チームが勝つために優先すべきことをバランスよく教えることが重要であると考えました。

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