忘れたいけどコロナで受けた打撃を振り返る

1年半ぶりのnoteです。
書いてくださいと言ってくれる人がいて
書けよ〜と社内でつつかれて、
なかなか書けずでしたが「15分で書く」と決めて
15分で書けたところまでで公開してしまうことでまず記事を出す体質を取り戻していこうという感じです。

さて、初めましての方も読んでくださっているのだろうか、
僕は現在広告代理業と芸能事務所をしている身ですが
簡単に激動のこの1年半を思い出してみようと思います。

過去最高の売り上げが見込まれていた2020年4月。
2月の中旬あたり、世の中的にも不穏な空気を感じていたものの、発注していたパートナー会社と仕事をくれていた代理店のチームでコロナ感染者が出て、少し身近に嫌な感じが始まっていた。

そんな予感は現実となり、3月末、店舗を使用した大々的なプロモーション施策、
商業ビルでオープンするポップアップストアのオープニングイベントが(プロモーションを任されていた案件)
中止と、秋に延期になり発注予定先各所に頭を下げた。

その後キャスティングしていた芸能人がコロナにかかり
制作込みで受注していたWebCMの案件が見合わせとなった。これはうちの会社としてはまだ珍しい大型の案件だっただけに大きめの打撃と共に、契約書の大切さについても学ぶキッカケになった。

そんなこんなであれよあれよと案件中止、延期の連絡が積み重なり、これから駆け上がるぞという矢先に合計で数億円の案件が中止/延期の状態となり、本来ならばショックや焦りも感じて良いはずの大金なのだけども、テンションを下げている時間もなく、
これから頑張っていくぞと気合い十分で中途面談をフルスピードでやり始めていた自分たちは、毎月決まっている入社予定の仲間の顔を思い浮かべながら、販売しているメニューを見直し猛スピードでテコ入れをしていった。

たまたま、2019年の秋から月額メニューの立ち上げを試していたこともあり、年間契約や半年契約が増えていて、経営としてはなんとか成り立った。

VCやエンジェルもいなければ
当時は自分が最年長で年上もいない会社だったので、アドバイスを身内としてもらえるひとがいなくて苦戦したなあ。

結果として出資は受けていないものの
本当に潰れる可能性もあったので、急遽初めて投資家の方々を周り、沢山気にかけていただいた。
最終検討までしていただいていた皆様には、やっぱりどうしたいだのあーだこーだのご相談をさせていただき、二転三転ご迷惑をおかけいたしました...。受け入れてくださり本当にありがとうございました。
また、銀行の方々もとても真摯に向き合っていただいた。感謝してもしきれません。

新卒、先輩、女性社員、昔からの友達、SNSを通して入社してくれた仲間
色んな人が加わってくれる流れの中でより無駄な失敗はできない責任感を纏っていった。

そんな中で改めて、まず自分たちががむしゃらに走っているこのジャングルの先には、
本当に想定している目指している明るい綺麗な景色が待っているのかを
確認した。情報を仕入れ、妄想の中で空から俯瞰的にその道を確認し、傷つきながら掻き分けて進むに値する道なのかどうかを走りながら確かめた。

どうやら方向は合っているようだったので、
速度を上げる方法と、体力の尽きないペースを確認した。

あまりないお金を後輩や友達に貸したり、
厳しそうな業界から、入金を遅らせる相談を受けたり
入金をしてくれず飛ばれてしまったりと
本当に色々なことがあった。

正直なところかさぶただらけではあるものの
社員が15人ぐらい増え、タレントが倍増して、オフィスを移転して頑張っている。

僕は経営者として至らないところが沢山ある。

けどこの1年は色々なことを考えて、仲間を信じたり寄りかかれるようになり、やっぱり大好きなメンバーだなと再認識できてしまったりと
この先の長い人生が一段階深くなったような気がする。

やっぱり自分のモチベーションは人であり、好きな人が沢山できることでパワーが増してくるらしい。

なんとかする力が増していっていることも、それがチーム力として増していっていることも、人に頼れる性格になってきたことも結果としては良かったと思う。

リソースを確認して
やれることとやれないこと
やると決めたことの優先順位を決めて行動していくのみ。

みんなでやっていくからこそ
言語化することの重要性を学んだ。まだまだできてなかったりするんですが、伸び代が大きくて、これからが楽しみです。


より良い記事を書けるよう何かのインプットに使用させていただきます。ご検討いただき有難うございます。またぜひ読みに来ていただけると嬉しいです☺️