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【松屋のうまトマ】

肉汁あふれるジューシーなハンバーグに特製トマトソースが絡んだ旨味爆弾
今年の夏も松屋の大人気ハンバーグ「うまトマハンバーグ定食」が復活します。
「うまトマハンバーグ定食」は、ふっくらジューシーに焼き上げたハンバーグに、やみつき必至の松屋特製トマトソースを絡めた逸品。
とろ~り半熟玉子を崩せば肉汁を玉子が包み込みさらに濃厚な味わいに変化します。

松屋HPより引用

うまトマハンバーグは「三大無性に食べたくなる外食」の一つで(残り2つは「ふくちあんの肉醤油そば」「天一のこっさり」)、夏限定商品という事もあり実装期間中は週2~で食べに行っていた。

なんとか味を再現できないかと自作してみたり、トマトソースの話からとかではなく全く脈絡の無いところからうまトマハンバーグの話題に持っていったりと、以前は厄介うまトマオタクであった。

今では、相手からうまトマを振られても「捲し立てるように語るのはキモいからなるべく繋がらないように返そう」と意識できる。

そんな最中、今年の12月5日より松屋から「うまトマチキン」なるものが発売された。
松屋でよく見る「ごろチキ」に「うまトマ」を合わせた商品で、お値段は830円。た…高い。
後ほど調べたら今期のうまトマハンバーグも830円(以前は580~630円だったと記憶している)だし、物価高騰は仕方ない。
とはいえ、その時は夜勤明けという事もあって朝定食(290円)との天秤もあり見送る事に。



翌日、出勤前に食べに行った()
冬ですっかりうまトマ断ちできていた折に「うまトマチキン」なる商品を出されたら、劣情を刺激されて本来は美味しいはずの牛丼も「あ~今はうまトマがあるのか…」と意識が曇り精神衛生上良くないので、さっさと食べてしまった方が良い(正当化)

松屋は今シーズン(?)から大盛どころかおかわりが無料なので、追加料金無しでお腹いっぱいになるのは本当にありがたい。
だが、うまトマは大盛で済む訳が無いので最初から特盛に。
待つ事数分、うまトマチキン着弾。これこれこの香りよ。
うまトマの俺流食べ方は、まずソースだけをスプーンで掬って食べる。

う…うまい。うまトマ…!
ここからすぐメインに手を付けずに、一旦サラダと味噌汁を口に放り込む。
そしてチキンを掬ってご飯と共に発射ッ

・・・うま!・・・?うま・・・!?

思っていた程の感動が無い事に少し困惑しながら、いつものルーティンで食べ進めていく。
ごろチキとうまトマソースの絡みが薄い気がして、ソースを多めに掬ってチキンを発射しても中々思ったような感覚ではない。
美味しい!勿論美味しいがうまトマハンバーグの感動には及ばない。
「お互い好きなまま別れざるを得なかった彼女が忘れられなくて、彼女の顔に似ている人と付き合ったら性格が好きでなく(ああ、あいつはこんな事言わないよな)と少し残念に思う」ような感情が近いのかもしれない。

理性では、そんな感情は自分勝手なものだという事は十分理解しているし、松屋が悪い訳ではない。寧ろ冬でもうまトマが食べられる環境を整えてくれた事に本当に感謝している。

だが感情は「いやさ~~、うまトマハンバーグってのはさ!もっとこう・・・ハンバーグとトマトソースと半熟卵のハーモニーなんよね!やのにこのチキンは!?ん??確かにうめっちゃうめぇけど、なんか絡みがねんだよね!分かるかな~いやこれ自分の舌が変わったのか?いやでも松屋でうまトマ復刻してる時は毎シーズン絶対に絶対に食うてるしな~~う~~ん。美味いんやけどな~~~なんでだ?オラ分かんねぇぞ」と言っていた。
そしてそこまで脳内で話してから漸く答えに辿り着く。

「俺、うまトマソース単体じゃなくてうまトマハンバーグ全体が好きだったんだ」と。
松屋のハンバーグ自体の完成度もさることながら、うまトマソースとの相性が良すぎた。開発部すげぇよあんた。
ハンバーグから出る肉汁を含んだソースの事を「うまトマソース」と思っていたのなら、この「うまトマチキン」が思っていたような味わいでないのは当然であるし、チキンのボリューム不足感(実際に計測していない為、感覚)も相まって不満があるのも当然。
吉野家の油淋鶏からあげ定食はもっと安くもっと大ぶりなチキンが摂取できる為、うまトマのチキンは正直言って力不足だと思う。味はかなり良いが。
松屋のチキンは「シュクメルリ鍋」が一番良い(にんにくとチーズのホワイトシチュー)。
まぁ期間限定商品だしすぐに終売するでしょう…




週末、うまトマチキン食べに行きます。

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