見出し画像

【まさかの解説⑧】飲み会の思い出

この記事は、5年前に筆者が執筆した「まさかの正夢」という小説の解説です。

小説の目次はこちら

今回は、第7回「もし、のみ、こい」の内容をもとに書いていこうと思います。

記事一覧はこちら

※素人書いた文章ですので、読みにくい部分があります。予めご了承ください。

前回は、自分に自信を持つためにはどうしたら良いのかを、自分なりに書いてみました。

何でも良いから続けてみる。極めてみる。

というのが大事でしたね。今ではこうして当たり前のように文章を投稿していますが、私が初めてブログを始めたのは今から8年前。まだ大学生の時でした。

自分の気持ちを周りの人に上手く伝えられなくて、代わりにブログに書いていたのでした。読んでほしいけど、読まれると恥ずかしいという…。まだまだ他人の視線を気にしまくっていた時期でしたね。

さて、今回の物語では、模試のあとに受験仲間での飲み会のシーンが登場しましたね。主人公の郎がとある言葉を滑らせますが、それがかえって良い結果を生むことになりました。


私にとって、大学に入って大きな変化となったのは、体育会の部活に入ったこと。そして、飲み会に参加するようになったことです。部活の飲み会は全員参加なので、自動的に周りの人と話すことになります。

優しいOB, OGさんもいらっしゃって、大学から入部した初心者の私にも居場所がありました。とはいっても、何となく雰囲気には馴染めていませんでしたね。

大勢の人がいる空間が好きではなかったため、飲み会の場では異常に疲れやすかったです。あと、話がなかなか続かない…。卓球部だったのですが、周りが卓球トークで盛り上がると、自分はすぐに置いていかれます。周りに合わせて少し笑ったりするけれど、正直言うとそんなに楽しいものではなかった気がします。
(早く勉強して付いていけるようになれよ、と当時の自分には言いたいです)

しかし、少しずつ飲み会の場にも慣れるようになりました。部活以外でも、体育会全体の団体にも入り、そこでの飲み会にも参加するようになったからです。

お酒にものすごく強い人が多く、圧倒されるばかり。しかし、良い人たちがたくさんいました。参加している人は皆、部活はバラバラ。なので、世間話から大学生活の話まで様々なジャンルで話すことになりました。

自分にとってはそっちの方が会話に参加しやすかったです。先輩方は有り難いことに話を振ってくれたので、すぐに打ち解けることができました。

対人関係にコンプレックスを持っていた自分にとっては、とても嬉しいものでした。飲み会は疲れるけれど、少し楽しいなと思い始めた瞬間でしたね。

さてさて、

私はお酒にはそんなに強くありません。そもそも、お酒の味が好きではないのです(全然飲み会向きではない…)。甘いお酒はまだ飲めたのですが、ビールは苦くていまだに好きになれません。美味しくない飲み物を飲むとお腹が痛くなるので、そういう意味でも潰れないかが心配でした笑。

色々な部活の人がいたとともに、お酒に強い人もいれば弱い人もいました。

上級学年になっていくと、私はとあることに気づきます。

私の席の周りに、後輩がたくさん来るようになったのです。そして、後輩の方から話しかけてくることが多かったですね。

先輩なんだから、後輩に話を振ったりするのが当然だろ!

と言う人もいると思います。私もそうすべきだと思ったのですが、そんなに積極的な人間ではないので無理でした…。しかし、それがかえって安全な人に見えたらしく、後輩が集まってくるようになりました。

ここでいう『安全』とは、『お酒を無理やり飲ませないこと』を言います。酒好きの人は、後輩にも飲むように結構勧めることがありますよね…。

しかし、私はお酒に強くないため、無理に後輩に飲ませることはしませんでした。「飲みたいときに飲めばいいから、無理しないで」と言っていたのです。よって、お酒に弱くて少し休憩したい人が、私のところにやって来たのでした。ちなみに、そういう人たちとの方が話も合いましたね笑。

まあ、「潰れたら介抱が面倒だから」という理由も当然あったのですが、結果的には後輩に安心感を与えられたようで良かったです。そのおかげで、コミュニケーションを取るのも少しずつできるようになってきたので。

大学時代に飲み会に参加できたことは、良い経験だったなと思います。苦手だった対人関係が、少し克服できました。


さて、2020年に新型コロナが大流行し、飲み会そのものがなくなりました。
それ以降、私はほとんどお酒を飲んでいません。でも、そんなに悲しくはないですね。飲み会があったから参加していただけで、無いならないで別に良いと思っているからです。

飲み会って、やはりお金がかかるじゃないですか…。お酒は強くないため、飲み放題のコースがあっても今まで損しかしていなかったと思います。

やりたいこともはっきりしているので、自分の趣味にお金を使いたい。そう思い始めた結果、私は飲み会とおさらばすることになったのです。

長らく大学の知り合いとは会っていませんが、余程会いたいと思わなければ会わなくて良いかなとも思います。本当に会いたかったら、自分から連絡しますしね。会ってないから縁を切ったというわけではないので、誤解しないでください。

今回は、飲み会をテーマに自分の経験談を書いてみました。こう振り返ってみると、悪いことばかりでもなかったなと思います。今でも仲良くしている友人たちとは、また飲みに行きたいものです。

お酒は適度に飲みましょう。気持ち良いところでやめましょうね。潰れたら周りの人に迷惑です!

最後に、せっかくこのnoteで投稿しているので、素数ネタを一つ。

私にとって、ほとんどのお酒は素数です。
なぜなら、お酒を体の中で分解できないから…笑。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

素数はいつもあなたのそばに。
Let's enjoy SOSU !

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?