素敵な名前!「婚約数」とは
今日は、4月23日(木)。
4+2+3=9が9の倍数なので、423は9の倍数です。
以下のように素因数分解できます。
423=3×3×47
以前、「アルコール濃度をチェック!」で様々な数を紹介しました。
そこで今回は、婚約数について説明していきます。
wikipediaによると、婚約数とは以下のような数でであると説明されています。
異なる2つの自然数の組で、1と自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような数
以前、友愛数についても取り上げましたが、
(詳しくはこちら)
wikipediaによると、
異なる2つの自然数の組で、自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような数
1が入っているか、入っていないかの違いです。
友愛数を知っていれば、婚約数の内容もすんなりと頭に入りますね。
具体例を挙げます。
一番小さい婚約数は、
(48, 75)です。
48の約数は、1, 2, 3, 4, 6, 8, 12, 16, 24, 48
です。 1と48以外の約数を足すと、
2+3+4+6+8+12+41+24=75
一方、75の約数は、1, 3, 5, 15, 25, 75
です。 1と75以外の約数を足すと、
3+5+15+25=48
よって、(48, 75)は婚約数であることがわかります。
他の小さい婚約数の例を挙げると、
(140, 195)
(1050, 1925)
(1575, 1648)
(2024, 2295)
(5775, 6128)
各自で約数を求め、計算して確かめてみてください!
さてさて、名前の由来ですが、
昔の数学において、
偶数が女性、奇数が男性を表すものと考えられていました。
よく観察してみると、婚約数のペアは偶数と奇数になっていますね!
友愛数と違って、約数の和に「1」が含まれていないません。
よって、結婚の前段階である「婚約」という名前が使われているようです。
ちなみに、友愛数は偶数同士(つまり同性同士)なので、「友愛」という名前が付けられています。
こちらのサイトの内容を参照しました↓
友愛数や婚約数や社交数って知っていますか-数学の世界にも洒落た名称の概念があるんです-
とはいえ、現在は同性婚も認められるようになり、上記の考え方は古くなりつつありますが…。
という感じで、婚約数を説明してきました。
婚約数が無限に存在するかどうかは知られていません。
実際どうなんでしょうね…?
気になった方は、婚約数で検索して調べてみてください。
素数はいつも、あなたのそばに。
Let's enjoy SOSU!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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