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【まさかの解説③】プライドは高すぎない方が良いことを学んだ学生時代

この記事は、5年前に筆者が執筆した「まさかの正夢」という小説の解説です。

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今回は、第2回「大学に対する理想と現実への戸惑い」の内容をもとに書いていこうと思います。

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※素人書いた文章ですので、読みにくい部分があります。予めご了承ください。

2回は、かつての浪人仲間との再会シーンから始まる。彼の大学でのエピソードを聞き、主人公は不信感を募らせてしまった。

大学合格に向けて勉強しないといけない主人公にとって、大学に受かって勉強せずに遊んでいるという事実は衝撃だったのだろう。そして、浪人時代の彼とは全く違う性格になったことで、大学は悪い場所だと思ってしまうのでした。

すべての人が、勉強せずに遊んでいるわけではありません。まあ、多少は遊びつつ、やるときはしっかり勉強するというのが一番だと思います。大学生は休みが多いので、その時間をやりたいことに使うことは有意義ですよね。

ただ、勉強せず遊びだけをし、授業に全く出席せずに留年する、という学生を筆者は見たことがあるので、メリハリはちゃんと付けないといけないなと思います。

それに、学費がかかりますからね。国立ならまだしも、私立は高い。一定数の人は借金をしてまで大学に入ります。そのことはちゃんと頭に入れないといけないなと思いますね。


さて、主人公の心の中のモヤモヤがたくさん出てきました。特に、主人公の『プライドの高さ』が垣間見れましたね。

浪人したことで自信を失い、何もかも悪く捉えていた。そのことで、プライドが傷ついていたのかもしれません。

実は筆者も、プライドが高い時期がありました。そろばんを習っていたので暗算には自信があったものの、他のことはできなかったのです。

周りの人ができることができず、『自分にはそろばんがある』と合理化していた気がします。それが良いことなのかわかりませんが、自分の弱さを他人には見せたくなかったですね…。

筆者は、大学に入って初めて体育会系の部活に入りました。周りとのコミュニケーションが上手く取れず、さらに初心者で基本的なことからできていなかったので、メンタル的にはかなりきつかったです。

しかし、自分は自分だし、落ち込みすぎるのも良くない。できないことを認め、必死になってやっていくしかない、と思いましたね。

他にも、大学で様々な方との出会いがあり、自分の殻を少しは破れたと思います。そういう経験を通して、少しずつ自分のプライドは高くなくなっていったと思います。

もちろん、プライドは持っていていいと思いますが、高すぎると行動できなくなる恐れがありますね。柔軟に行動できるように、日々挑戦を繰り返す。プライドは適度にあれば良いというのが筆者の考えです。


さて、終盤で『オープンキャンパス』のシーンが登場します。筆者も何回か行きましたが、そんなに興味はありませんでした。

というのも、人が多い場所は苦手なのです。雰囲気で疲れます。それに、大学のことは、実際に大学に入らないとわからないと思っていました。

オープンキャンパスって、大学の良いところしか言いません。そういうものなので仕方がありませんが、もしかしたら自分とは合わない面があるかもしれません。どの大学を選ぶかは正直難しい…。入ってみて、そこにある環境で頑張るしかないと思います。

主人公はオープンキャンパスにやってきたわけですが、説明会が退屈になってしまいます。何の実りもなく帰るのかと思いきや、衝撃な出会いをすることに…!

次回そのことについて書こうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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