R05【0901建設部門-土質及び基礎】選択問題Ⅱ-2『解答論文例』- 技術士第二次試験 -
R05_II-2-1「過去問題」
模式図に示すように約50年前に造成された工場用地のうち、谷部に施工さ
れた盛土(以下、谷部盛土)が、集中豪雨によって崩落した。盛土のり面には植生工が施されており、崩落跡からは湧水が確認されている。谷部盛土を含む工場用地は、工場を所有する民間企業が所有しており、崩落箇所へのシート養生等の応急対策はすでに完了している。谷部盛土上には建屋等はなく、谷部盛土全体を撤去することも可能である。この谷部盛土を復旧するに当たり、BCPの観点から耐震性も向上させることとなった。今後、谷部盛土の復旧・補強計画を進めるに当たり、調査・設計・施工の複数の段階に
おいて、土質及び基礎を専門とする技術者の立場から下記の内容について記述せよ。
(1)調査・設計・施工の段階のうち、2つ以上の段階において検討すべき事項をそれぞれ挙げて説明せよ。
(2)復旧・補強計画の業務を進める手順を列挙して、それぞれの項目ごとに留意すべき点、工夫を要する点を述べよ。
(3)本業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。
R05_II-2-1【解答例】
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