週末に観た映画の感想を平日毎日書いてみる『The Godfather』5/10(月)

映画

『The Godfather』
鑑賞日 : 2021/5/9(日)
鑑賞方法 : amazon prime video

1日目

やっと観た。名作と名高い本作は、約3時間程の長丁場でありつつパッケージからもシリアスな雰囲気が漂っていたため、これまで鑑賞の一歩を踏み出せずにいた。しかし、今週末の僕は一味違った。特に目立った予定のなかったゴールデンウィークをこのままで終わらせてなるものかという意気込みがあった。

名作と呼ばれている作品を鑑賞した後はいつも同じことを思う。前評判がいい作品はやっぱり面白い。
映画鑑賞の醍醐味の1つに、まだ人々に発掘されていない面白い作品を掘り当てるというものがあるが、確率的にはアテが外れることの方が多いと思う。
しかし、前評判が良く、尚且つ古い作品のものは、時が経っても人々から評価され続けているという「良作の保証」があるため、余程のことがない限り外れることはない。
ゴッドファーザーももれなく素晴らしかった。
はやくPart2と3が観たい気持ちでいっぱいだ。

細かいことは抜きにして、男はゴッドファーザーの様にあるべきだなと感じた。
家族(ファミリー)を大事にする。金ではなく信頼で動く。渋い。威厳がある。などなど、ゴッドファーザー(ヴィトー)は一生信頼してついていきたくなるような存在だった。

一方で、やっていることはマフィアなので、ゴッドファーザーの周りでは人が簡単に死んでいく。さっきまで普通に会話していたファミリーの仲間も気づいたら殺されていたりする。
僕はそんな環境には絶対にいたくはないが、ゴッドファーザーの息子たちは生まれた時からそんな環境で育っているせいか、当然の如く振る舞っている。
堅気だったマイケルも最初はマフィアの活動からは身を引いていたが、家族の状況も相まって、最終的には新たなゴッドファーザーになった。そんなマイケルを演じるアルパチーノは、序盤と終盤でかなり雰囲気が変わっていくので、見ものである。

作中のマフィアはみんなスーツ姿にハットの出立ちだが、これがTheマフィアといった感じで、カッコいい。
最近友人の結婚式に参列したときも思ったが、スーツってどう頑張ってもちゃんとした雰囲気になるのが凄くない?

この映画も結婚式のシーンがあるけれど、2回目以降に観ると1回目よりもより楽しめるらしい。
僕は短い人生のうちに少しでも多くの映画に触れたいと考えているので、同じ映画を何度も観ることはしないタイプだけど、本作は2回目もありだなも思う。

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