イラスト初心者がゆるいイラストを描いてみて思ったこと
デジタルイラスト初心者です。絵心はありませんが、無になれる感覚は好きです。集中と空白との対話の時間です。
美大出身でもなく、素人のため絵について書ける知識はあまりなく心許ないのですが、時々会社でも絵が苦手と話す人が一定数います。私も得意ではないですし、センスもありません。ただ、いくつか描く中で、以前よりも少し描けるようになってきたなと思うポイントを素人目線で見つけました。
①算数
紙に書き写すときに意識するようにしたポイントは算数です。なんで絵を描くのに、算数を用いるのか、数字や数式なんか出てこないと思う人もいると思います。「えっ計るの?」と思った方、安心してください、計りません。
実際、美術と算数は関係ないと捉えられそうですが、物体との位置関係及び角度の把握に役立ちます。
中心から外側に向かって、対比や線の角度を意識しています。例えば、動物であれば、目か鼻の位置を決め、そこから、何対何の対比であるか、角度はどのくらいかを見ています。起点とした場所を水平線に定めて、分度器のイメージで180度程度の角度を意識すると描きやすくなりました。
②写真
デッサンが得意ではないため写真を活用しています。写真は枠が決まっているけれど、実際に見ている風景などには枠が決まってません。人差し指と親指をL字にして、両手で長方形を作る方法もあるそうですが、苦手です。撮ってから描いた方が時間短縮にもなり、角度や線の対比も行いやすく個人的に描きやすかったです。
描く系統を定めていないため、描き写すときもあれば、思い浮かばせるときもあります。先に書くものを決めてから描く場合と、思い思いに描いているうちに近づきそうな物体を見つけてそれに寄せる場合様々です。
色は、そのときどきによって、ビビットカラーを描きたいとき、パステルカラーに仕上げたいとき、気分で使い分けています。
色の使い分けが得意ではないため色の選び方は割愛します。
子どもが図鑑を眺めている際に、指さしたものを描いています。