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冒険者たちのチキンレース「ダンジョンオブマンダム」
「ダンジョンオブマンダム」(I was Game)
酒場で自分の勇敢さを誇示してするため、必要な装備を投げ捨ててダンジョンに挑む冒険者をテーマにしたボードゲームです。
ファンタジー世界を舞台にしたチキンレースですね。シンプルですが、かなりの緊迫感があるゲームです。
プレイヤーは自分の手番にモンスターカードを引きそれを見た後で、「引いたモンスターをダンジョンに配置するか」「持っていく装備を捨てるか」を選びます。このダンジョンはもうクリアできないと思ったら、そこで降ります。最後まで降りなかったプレイヤーだけがダンジョンに挑むことになります。
「そんな武器なしでも俺は強いぜ」「私は鎧なしでも平気ですよ」「暗がりで松明に頼っているようじゃダメだね」「じゃあ、やってみてくださいよ」「おいおい、マジかよ」「あれだけ言っておいて出来ないんですか?」「やってやらあ!」
そんな会話を酒場でしていた冒険者が冒険にでるイメージですね。
ダンジョンを無事に踏破すれば宝と名誉が得られます。失敗すれば大怪我です。2回失敗すれば冒険者は死んでしまって、そのプレイヤーは脱落。
生き残って最後の1人になるか、2回迷宮を踏破すれば勝利です。
踏破よりも、うまく降りて対戦者を失敗させた方が楽そうなので、いつ降りるかのタイミングを計って遊びました。
強いモンスターを配置することができれば、あとは対応する武器を抜いて、そのあとでゲームから降りれれば断然有利です。
しかし、装備を捨てたタイミングで、他が全員降りて、絶望的な気分でダンジョンに潜ることになるんですよねー。
緊迫感のある駆け引きが楽しめるゲームです。
上の写真は「ドラゴンスレイヤー」の装備を捨てたところ。ドラゴンがいるなら、このダンジョンはかなり絶望的です。ドラゴンに有効な装備を持っていけませんからね。
でも、「ドラゴンがいるかも?」と思わせておいて、他を降ろすためのブラフかも?
さぁ、どっちでしょうか?
あなたの勇気と判断を示す迷宮、それがダンジョンオブマンダムです。
対戦相手がすべて降りたので、ダンジョンアタックが始まりました。
ゴーレム(一番右のモンスター)からは手痛いダメージをくらいましたが、撃破。次のゴブリン(真ん中のモンスター)はたいまつの効果で楽勝。
指名した相手を確実に殺すヴォーパルブレードの対象としては、デーモンを指定してあります。
最後の敵がドラゴンなら失敗、それ以外ならぎりぎり勝てるので踏破成功です。
さぁ、めくったカード描かれている最後のモンスターの正体は?
というわけで実に緊迫感のあるゲームでした。
難易度は高いですが踏破をうまく成功させると、かなり気持ちいいです。ヴォーパルブレードの指名をどのモンスターにするかがポイントかな。
自分が引いたモンスターの情報をうまく使って、ブレードの対象を決める瞬間がかなり面白いですね。
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