アナログゲーム文化のうねりが感じられる1冊です
安田均著『安田均のゲーム紀行 1950-2020』(新紀元社)
第1部が圧巻の面白さです。
SF、ゲームブック、TRPG、ライトノベル、TCG、ボードゲーム、マーダーミステリーといった様々なエンターテインメントの隆盛に、個人あるいはグループSNEとして関わってきた歴史が語られています。
一つ一つの分野に関して話は他の本でも読んだことがあるのですが全体通しての流れを読んだのは初めてです。
ある分野が盛り上がる中、今まで人気があった分野の勢いが急になくなっていくといった、歴史のうねりとダイナミックさの迫力を感じることができます。これはまさしくゲーム紀行!という1冊です。
第2部はアナログゲーム100選となっています。
TRPG、ゲームブック、ボードゲーム、TCGなど様々な分野のゲーム100個の説明が書かれています。
第1部で紹介されていたゲームの内容がこちらの2部で詳しく書かれているので、2部を読むことで1部の内容をより具体的に理解することができますよ。
草深堂で取り寄せが可能です。ぜひどうぞ。
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