文化って、そこで暮らす人から学ぶのが一番だよね
ちょうど先日バリの住んでいるバンジャール(町内会)で、オダランという半年に1回のお祭りがありました。
夜9時頃から集まってバリの踊りを踊ったりバロンが現れてサンスクリット語の物語を劇風に演じたり。最終的には夜12時を超えても老若男女こんだけ多くの人が集まっていました。
聞くと、パンデミック以来初めての大規模なお祭りでみんなとても気合が入っていたそう。
バリのウブドに住んでいて思うのはとても地元のコミュニティの繋がりが強いということ。
沖縄のうるまの島嶼地域にいた時にもすごく感じていた事なんですけれども、地域のつながりが強いということは、都市部ではすでになくなってしまった文化で現代社会から消えてしまった文化であると。
現代社会の孤立孤独という言葉とは、全く無縁の社会がウブドには広がっています。
都市部は、何でも早く安くサービスが受けられる一方、すべてに値段が付き、資本主義の市場になっている。そういう場所とは全く違う価値観が広がっている地域で暮らすことは、感じることが多いです。
(ちなみにバリの場合は、セレモニーのたびにお布施があったり、毎回毎回お供え物を買わないといけなかったり、宗教文化が実はお金がかかる仕組みになっていたりもする。ので一概に資本主義とは関係のない世界にいるとは言えないですが)
ぶっちゃけ、沖縄でもバリでもその地域の文化にめちゃくちゃ興味があるかと言われるとそうではなかったんです。
だけれども、実際にそこに住んでみて地元の人と友達になって、彼らから現地の文化を学ぶことは本当に楽しい。
文化は興味ないけどそこで暮らす友達の暮らしには興味があるみたいな?
やっぱり、人ありきの文化なんだなと。
(と言いつつ、もっと文化自体に敬意を持って、ちゃんと学ばないといかんなと思ってます。汗)
音声入力を使えばノートを更新するハードルが下がるのではないかと思ってこのノートは音声入力をメインに書いてみます。
このnoteを書くのにかかった時間:28分
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?