Facebook Liveでは伝えきれなかったこと
先日、内定先であるNGO・Earth Companyの公式noteで入社を決めたきっかけと入社してから実現したいことを書きました。
ありがたいことに、前記事の中でいちばん「スキ」をいただいて、たくさんの人に読まれています。
そして、3連休最後の今夜は、こちらのオンライン対談でお話させていただきました。
ソーシャル事業の未来を担う若手スタッフが語る「次世代が描く理想の未来」
今回のnoteでは、「内定者ブログとFacebook Liveでは伝えきれなかった想いと、あなたへのお願い」についてお話していきます。
Facebook Liveでお話した内容とも被るのですが、改めて文字にして残しておきたいと思います。(ぜひ時間の許す方は、Facebook Liveをご覧になってから読んでいただけると、うれしいです)
動画はこちら👇
https://www.facebook.com/EarthCompanyJP/videos/658708571475037
個人・仕事・社会が直線でつながる
対談の中でも触れさせていただきましたが、
ソーシャルイノベーションの中で、
・個人~仕事が繋がっていること
・仕事が社会にいい影響を与えていること
が大切だと言われています。
僕の場合、
自分:身近な人に「手触り感」のある良い影響を与えたい
仕事:次世代につなぐ未来をつくる活動
自分と仕事を繋いでいるのは、IMPACT HEROの存在です。
Earth Companyは組織として、アジア・太平洋地域の課題解決に取り組んでいるIMPACT HEROを支援することで、「次世代の残す未来」を実現しようとしています。
自分の中で「納得感」のあるつながりです。
他の企業と迷った時に、最終的な決め手は「自分がEarth Companyで働くことで、社会変革を起こすことに貢献できる」という納得感を持てたことでした。
【写真】IMPACT HERO2021の最終選考まで残ったファイナリストたち。この中の一人が選ばれ、3年間の徹底した伴走支援を届けます。また、Earth Companyは、来年からファイナリストへの支援を拡大することになり、アジア・太平洋地域によりインパクトを生み出す支援をしていきます。
理念に共感する民間企業に入って営業担当になったことを想像した時に、仕事の成果が組織に貢献してる(個人と仕事のつながり)ことは想像できても、その仕事が社会をよくしているか(仕事と社会のつながり)どうか、という問いにぶつかった時、言い切る自信がありませんでした。
それに比べて前述のように、Earth Companyで働くことへの「腹落ちした納得感」を持てたことが非常に大きな要因でした。
”誰かのため、社会のため、と自分のことを横に置いて頑張り続けると、「私」と「仕事」が分断し、アイデアも枯渇する。何より、燃え尽きてしまう。” と社会起業家が陥りがちなバーンアウト(燃え尽き症候群)は、個人と仕事のつながりが薄れることで起きてしまうとハーバード・ビジネス・レビューでは述べられています。https://www.dhbr.net/articles/-/5677
社会変革を起こす側になりたい
日本を代用する経営者で京セラを創業した、稲盛和夫さんは「利他主義」を提唱しています。
利他主義:自己の利益よりも、他者の利益を優先する考え方
僕としては、その利他主義には少し違和感があります。というのも、僕は自分がやりたいからという「利己の心」をもって活動しています。
一般的に利他主義は、
”自己の利益よりも、他者の利益を優先”
と、自己の利益と他者の利益が相反するもののように書かれています。
ただ、僕の感覚は、
”他者の利益を優先することで、自分の利益になる”
と思っています。
相反するものではなくて、相乗効果のあるものです。
僕がNGOで働くロジックは、まさにこれなんです。
究極的には自分のためにやっているので「利己の精神」です。
ビジネスも同じじゃないですか?
困りごとを解決する(他社の利益)対価として、お金をいただく(自分の利益)。
ただ、理念は同じなのに、NGOで働いているというだけで、外からは「いい人がいいことやってんな」と”そういう人”みたいなくくりで見られてしまうわけです。
話はそれましたが、要するに、
「自分が社会にいい影響を与えたいからNGOで働く」という決断をしました。自分が社会変革を起こす側になりたい。その思いが強いです。
これが、NGOよりも自分がより大きな影響を与えられる仕事があれば、ぜんぜん転職します。NGOにこだわっているわけではなくて、ファーストキャリアとして、Earth Companyを選んだからNGOで働くことになったわけです。
自分のために寄付をする
「寄付」も同じで、まわりまわって自分のためだと思います。
寄付って利他の精神の最たるものだと思いきや、究極的な利己の精神だと思います。
僕は寄付をするときに「また社会にいいことできたな」っていう経験を得ているわけです。だから、寄付を続けます。
「社会問題を解決するため」の寄付もありますが、もっと自分のために寄付をしてみてほしいんです。
別にEarth Companyへ寄付してくださいって頼んでいるわけではなく、自分の関心のある課題に取り組んでいる団体に月々1000円でも寄付してみてほしいんです。収入のたった1%でもいいです。
何万も何十万も寄付しろって言っているわけではなくて、ランチ一回分の金額を社会のために使ってみませんか?という提案です。これで結構幸せになります。1000円のコスパとしては最強だと思います。笑
「学生のころは社会をよくしたいと思って活動していたけど、会社に入ってからは仕事が忙しくて忘れていた感覚」はありませんか?
「あの時の感覚を思い出したい。ただ、いまそんなこと言うと現実を見なさいとツッコミを受けてしまう...」
みたいな。
そんな人にこそ、月々の少額の寄付を検討してもらいたいです。
p.s. もちろん、その寄付先にEarth Companyを選んでいただければ本当に嬉しい限りです。全力でがんばります!
【※速報!】早速1名の方がマンスリーサポーターに!うれしい!
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。内容に共感していただけたら、ぜひ「いいね」をよろしくお願いいたします!
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毎日投稿終了まであと『29日』
これまでの投稿記事数:9記事
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