#11 40歳以上の遊び以上の本気『全国シニアサッカー”裏”選手権』
10/8,10/9に『全国シニアサッカー”裏”選手権』の運営に参加させていただいた。
そこで感じたこと、学んだことを記そうと思う。
『全国シニアサッカー”裏”選手権』とは、
『全国シニアサッカー”裏”選手権』とは基本的に40歳以上の選手で全国大会に惜しくも出れなかった実力のあるチームが集まって行われる大会である。
場所はJビレッジで行われ、2日間で12チームが優勝を目指していく。
過去の大会結果を見ると、いずれも表の全国大会で好成績を残している。
いわば、来年に向けた『登竜門』のような大会だ。
2日間(3日間)の体験
今回は運営の立場として私は関わらせていただいた。
0日目
前日にJビレッジ入りして、まず行われたのは運搬・テント設営などの準備。
率直に言おう。
キツ!!
車で何往復も何往復も繰り返し移動をしながら、荷物を下ろしてはのせ、下ろしてはのせの繰り返しだった。
荷物は軽いものから重いものまで様々。
普段してない肉体労働ということもあり、中々のものであった。
普段当たり前のように用意されているものも細部にまで気をつかって準備されていることに気づいた。
芝への配慮、動線がスムーズに動く配置などなど、上げだしたらキリがない。
当たり前に用意されていたものは当たり前では無い
1日目、2日目
いよいよ運営の日となった。
朝6時に起きて、ご飯を食べ、全体で打ち合わせと最後の準備をする。
40歳以上の大人が次々と来場して、アップをはじめている。
どんな大会になるのかという期待感と共に、どうなるのかわからない不安を感じながら大会が始まった。
大人の本気は『感動』を生む
試合が始まった。大人たちが遊びではない本気の試合をしている。
私の中に生まれた最初の感情は感動だ。
普段仕事をしている大人の方たちが本気になってサッカーをする姿
ファールが起きたときの温かい雰囲気
運営をしている自分に「ありがとう」と伝える姿
このような空間を提供しているスタッフさん
想像を超える素晴らしさに何度も胸を打たれた。
あの、温かさは私たち大学生も見習うべき姿だと感じた。
夜になるとトレーナーブースというものがあり、選手のケアをするトレーナーさん達が集まって始まった。
ここまでの手厚いサポートをするのかという感嘆と共に、ピッチ周辺だけがスポーツの運営ではないのだと学んだ。
2日目も同様に6時に起きての運営。
天候はあいにくの雨で、イレギュラーな動きが続いた。
その中でも、運営の方たちのサポートや対応は素晴らしかった。
選手ファーストなのはもちろんなのだが、常に気を配って動く姿は見習わないといけないものだと思う。
おわりに
無事に2日間に及ぶ大会が終了した。
満足気に帰る選手の姿を見ると、非常に嬉しくなった。
今回の大会を通して、私は運営に置いて見る景色について深く学んだ。
選手のサポートであったり、どこを見て考えるのか、動くのかを考えさせられた。
ずっとこの大会があってほしいです。
運営でお世話になったスタッフのみなさんありがとうございました!!
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