好きから逃れられない

二転三転。朝令暮改。無節操。女心と秋の空。(は?)


「推しとは」なんてずいぶんとあらたまったタイトルで、すでに4000文字を超える文を下書き保存していた。これまでの人生多くの推しを愛でてきた中でも、私史上最も長く最も深くなおかつ現在進行形の推しただ一人について、いま正直に思うことをつらつらと書きつづったもの。締めがまとまらず、書けば書くほど着地点が微妙にずれ始め、気づけばもう三日も寝かせ続けていた。

そしてきょう。公開することを辞めた。潔く全文削除した。

冒頭の言葉は自分自身に向けた言葉。定まらない推しへの思いをさんざん書いてきたが、きょう、ピタッと結論が出たのだ。それは数千文字かけ何とか“形”にしたかった思いと見事なまでにかけ離れた答えだったのだ。

首尾一貫しないって嫌い。でもまさに、今の自分の心はそうなっている。

回りくどい言い方で、読んでくださっている方にはあまりにも意味不明だろう。端的に言うと「けれどやっぱり、好きなんだよ」。ってことです。

はい。書いている本人自ら、意味不明です。きっと同志は、言わんとすることを感じ取ってくれる気がします。


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