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選ぶこと。 

こんにちは。こんばんは。
SORRY NEBOSUKEです。
今回は、旅から得た気づきについて記していこうと思います。気づきというか、
ハプニング集です。


「子どもたちは自由に遊んでいるわけではなくて、全部自分で選んでいるんだよ」



これは、5年前、私が保育を学ぶ短大の生徒だった頃、実習で訪れた出身園の幼椎園教論が放った言葉だ。出身園といっても公立なので私が通っていた頃の先生ではなかったが、印象に残っていたのか、ふと思い出した。

私はイラストレーターとして活動する傍ら4年間保育士として勤めていたが、この言葉の本当の意味を理解することができたのは保育士を退職してからだ。

私が少しの間日本を離れようと思った理由は長くなるので割愛するが、英語が流暢に話せる訳でもない私の海外生活は毎日が本当に選択の連続であると実感させられる。
(現在もアメリカに滞在している為現在進行形)
今回のこのnoteは、私が、自分で選択することの大切さを実感した体験を記したものである。

空の記録!大ピンチ!


緊張とウキウキの飛行機内
曇ると一気に治安が悪そうに見える街
少しずつ心が晴れてきた時


・まず、私は羽田空港からハワイのホノルル空港で乗り換えをして、ロサンゼルス国際空港へ向かった。
留学のエージェントから「アメリカは入国審査が厳しいから、しっかりと丁寧に言葉を選んで話すんだよ」と言われていたが、留学先の学校の住所や観光ビザ(1月と短期間だったから).帰りの航空券を持っていたため、大丈夫だろうと
完全にタカをくくっていた。

案の定、観光客で溢れるホノルル空港で観光客らしくない服装をした1人の日本人女性は、屈強な入国審査官に怪しまれることとなった。
審査官は簡単な質問を私にしてきて、私自身も練習してきた回答を必死に答えていた。
しかし、彼から「観光ビザなのに、なんで学校へいくの?」という質問があり、うまく英語で答えることができなかった。(難しすぎる)
Google翻訳に頼んでみようと携帯を触ったり、
持ち前の"笑ってごまかす"をしてしまったりして怪しまれる原因になったのだと思う。

彼はずっと英語だったが、なぜか「サヨナラ」だけ日本語で私に伝え、私のところにさらに屈強な黒人の男性が来たのである。

ここでの私の頭の中の変換は「(日本へ)サヨナラ」だった。変な汗をかいた。そして別室へ連行されると、数人いたが、みんな笑いながら部屋を出ていく。
名前を呼ばれるまですごく緊張したし、長く感じた。日本へ帰るか、ロサンゼルスへ行けるかの大きな岐路である。

そしてまた私に大きな壁が立ちはだかる。
なんとこの部屋は携帯の使用が禁止なのである。Google翻訳が使えない。

様々な質問がなされるものの、数少ないボギャブラリーを使って必死で身振り手振りで身の潔白を証明した。犯罪も何もしていないのに警察に捕まって冤罪をかけられたようなそんな気分だった。
そんな必死な私とは裏腹に新しい審査官はすごくリラックスしていた。
不思議なタイミングで「もう大丈夫だよ、旅を楽しんでね」と言われ手を振られ、釈放された。
時間にして約20分ぐらいではあったが、
シャバに出てきたような気分だった。

そしてなんとかハワイで乗り換え、ロサンゼルス空港につき、迎えの運転手に連れられ、滞在する予定のシェアアパートメントに向かった。
真夜中だった。

夜の道を走っていくということもあり、
この時でさえ、車に乗っている最中は
「この人本当に安全なのかな?変なところに連れて行かれないかな?」なんて頭の中はいっぱいだった。

シェアアパートメントについたものの、
知らされていた部屋のドアの鍵の番号がちがい、部屋に入れないというハプニングが発生。
ロサンゼルスの夜中の12時。後から考えると閑静な住宅街で安全な場所ではあったが、普通に怖かった。

とりあえず、アパートの前をウロウロしていた人に話しかけたものの、その人はアパートの人ではなかったし、「やば!」みたいな感じで逃げていった。その人たちが下にいたので、とりあえず中に入らないと、とドアをノックしたものの、誰も起きておらず、本当に困った状態だった。そこで別の部屋の住人に聞いてみようと別の部屋の前で大きな声で「Excuse me!!!」と言ってみた。夜中にそんなこと言っているので私も変な人だったとおもう。
幸い1人の住人が、部屋から出てきて、
私の部屋の住人に伝えてくれて部屋に入ることができた。



これは留学初期の記録。
近くに知り合いもいない、言葉も通じない、何もわからない場所でどう生きていくか判断の連続のサバイバル体験!
数ある選択肢を頭の中でみつけて
その中から一つを選ぶということの連続が人生なんだなとこんな体験でわかった。
まだまだハプニング体験があるので記録に残そうと思う。

選択


自分の道は少しの1歩でさえ、選択しているといえる。
この石も自分自身のコンディションと石がマッチしていないとうまく石の上を歩くことはできないと思う。
前を進む誰かが、自分にその石を選んだらうまく進めるよと言っても見える側面が違い、こちら側から見える側面が危険であれば安全に進めるとは限らない。
また、留まることが安全とも限らない。
潮が満ちたら海の中に入ってしまったり大きな波に呑まれてしまうこともある。
少しでも石を選んで進んだら、先に美しいビーチが広がっていた。
そんなことは生きていく上でたくさんあるんだとおもう。
進んでいれば、戻ることもできる。
俯瞰して見る景色もとても綺麗だ。
1番怖いのはその場所が安全だと思い込んで
留まり続けることだと、大きな自然の中で感じることができた。
自然は私に生きていく上で大事なことを教えてくれる。
ありがとう自然。
大事なのは選ぶこと。

ボードを持ちながら石を選んで歩く人
絶景
俯瞰で見える景色も綺麗だ

自分で選んだ方は絶対に正解(^_^) 

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