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すきなたべもの.

「そういえばsorqちゃん何の食べ物が好きなの?」

在り来りな会話かもしれないが、すきな人との会話はなんでも特別に思えてしまう。それがぼくだ。

「苺がめちゃんこ好き!!」 「あとチーズも好き!!」

答えた後に思ったが好きな食べ物の答えにしては不適切なんじゃないかと思う。案の定彼にそうじゃなくて、と笑われた。恥ずかしい。

「ラザニアとか好き!!」 「餃子の王将とか!!」

ぼくは別にふざけてる訳ではない。至って真面目に答えたつもりだし、食への関心があまりないぼくからすれば捻り出した答えだった。「なんていうか、コアやな()」って言われた。偏食なんだ、許してくれ(笑)

彼が家族とのご飯と飲みが終わり電話がかかってきた。またこの話題になった。お互いゲームをしながらだったが彼の好きな食べ物も聞いてみた。

「たまご!!!!!」

あの、、ぼくと答え方変わんないじゃんか(笑)さすがに笑ってしまった。ごめんなさい。卵料理ならなんでも好きという意味だったらしい(笑)

彼は酔うと子供っぽくてとても可愛くなる。

苦手な食べ物の話にもなった。ぼくはかなり偏食なので野菜全般、キノコ、豆類が苦手なことを伝えた。彼はネバネバ系(納豆やオクラ)が苦手だと言った。

話が盛り上がる1つ目。「トマトはほんっとに無理!」彼が熱く訴えかけてきた。もちろんぼくも野菜全般食べれないのでトマトも苦手だ。皮も嫌だが中のぶよぶよ感が苦手だよね、と盛り上がった。

話が盛り上がる2つ目。ぼくは心の病をいくつか患っているので入退院を繰り返している。そこでの入院食の写真をいくつか送ってみた。「なにこれ嘘でしょ」と彼は驚いていた。それもそう。偏食のぼくがほぼ食べれないものばかりだったからずっと笑っていた。

すると彼が

「ラザニア練習しておくから!!」

と言ってくれた。彼はバイトのおかげで料理ができるのだ。ぼくも母子家庭だったのと一人暮らしのおかげである程度は料理ができる。でもぼくの好きな食べ物を練習してくれるというのは嬉しかった。

ぼくも過去に作ったオムライスの写真を送って、「オムライスは得意料理だし、卵焼きも好評だから今度作るよ〜」と言ってみた。彼は楽しみだとすごくニコニコしているのが伝わってきた。

いつか同じ食卓を囲む日がきたらいいな。

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