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日本の縮図である兵庫県

兵庫はよく日本の縮図と呼ばれます。
南部は温暖な瀬戸内に面し、南国の空気が漂っています。
そして、政令指定都市である神戸を筆頭に、尼崎、西宮、明石、姫路と中核市が4つ名を連ね、その隙間も宝塚や芦屋等の名前の通った市が固める、大きな都市圏を形成しています。

片や北部は、荒々しい日本海に面した豪雪地帯であり、自然溢れる山々に囲まれた地域となります。
ただ、北部は「寂れた」という感じではなく、元々そういったところといった感じです。
そのため、自然を売りにしたジオパークや、温泉、スキー場等が多々あり、観光需要が高い地域です。

そして、南部でも北部でもない中部なのですが、山あいの地域であるものの、頑張れば南部地域へアクセスできるため、中途半端に「街」です。
そのため、自然環境もまた中途半端であり、これといった「売り」がある自治体はあまりありません。

今日は息子に車を出せと言われて、中部の某市まで来たのですが、数年前と比べ、やはり過疎が進んでいるようです。

日曜日なのに街に人の気配はなく、付近で唯一開いているスーパーも閑古鳥が鳴いています。

町や村でない「市」とはいえ、やはりウリがない自治体は廃れていく流れのようですね。

こういったところもまた、縮図たる所以なのかなっと感じた日曜日の午後でした。