優しい人が呟く 俺は優しくない
時間の食べ放題永遠コース
・気が違っても傘を差す真面目さ ・久々の化粧に驚いてニキビができる ・草の匂いが心をいじめる ・心がいっぱいいっぱいになりたい ・差別はやめようという言葉の差別性 ・面接のみ履歴書不要採用予定人数1名正社員登用有（希望する場合のみ） ・働いてないから昼食は遠慮する心遣い ・人の悪口を言える程人付き合いをしていない ・本読んで映画観て音楽聴いて人生を知った気になる不甲斐なさ ・こっちに来い境界線が無いと笑いながら崖の下を指差す夫
・焦燥感欲しい落ち着きたくない走り回りたい ・自殺の名所は境目が無い
無理して先駆けになろうとしている人
・およそ生活には不必要な本の量 ・朝方4時のキス ・行かない仕事のアラーム音だけが鳴る ・急に思い出す手を繋いで疾走った天神コアの前 ・インターネットが使えない世界の終りが来る ・延滞金を払う事には慣れた ・薄い膜を張って生きるいつか脱げます様に
・第一印象が良いだけのならず者 ・皆なにかの知識人になりたい ・誕生日はいつも晴れ ・理由もわからず霞の中を歩く #自由律俳句
定期的に心が壊れる。 そういう病気を患っているから。気を使いすぎて空回りし、かえって人様に迷惑を掛ける。仕事中にトイレに行けない。他の人に迷惑を掛けるから。というかトイレに行くという会話を発生させたくない。何気ない会話程私は何気なく人を傷つける。無自覚に。後から気付いて顔が蒼くなる。なので何気ない会話はなるべく控えたい。 仕事に行く夫にヘラヘラしながら『頑張れないよう』と投げるので精一杯。もう少し、あとほんの少し、人に自分を出す事への勇気が持てたら。
・そういう事には理解があると宣言後ホモオカマオナベと大声で話すおじさんとおばさん 車で10分の中華料理屋にて ・あの子やっぱりレズだったんだねだって見た目がボーイッシュだもん 大きな声のヒソヒソ話を背に受け食べる酢豚はいつもより味が薄い ・肋骨が痛いと言う癖に病院には行きたがらない男がリビングで呑気に麦酒を飲んでいる ・脱皮不全 指の先に脱げきれなかった皮が残り ・去年の秋蛹になった子達 未だ蛹のままで眠り続ける 夢の中では既に羽ばたいているのか
小さい頃よく遊んだ女の子が統合失調症になっている事を知った。真夜中、ずっと喚きながら彷徨っているらしい。小さい頃から田舎のギャルといった感じの明るい女の子だったけど新しくペットを飼う度にその前のペットを捨てていた。その子が子猫を拾ってきたのでお役御免で捨てられたシーズーは私の親戚が餌をやって世話をしていた。そのシーズーはある日親戚の玄関前で死んでいた。天罰なんだろうなと思う。
・生まれて初めて自分の意志で生き物を迎えた 名前はAmrita 人間のエゴ ・道端の芋虫 とても可愛い とても触りたい 成人女が芋虫を触る様を周囲に見られるのが怖い ・春に死にたい 希死念慮では無く希望ですまだ生きます ・結局コンビニのコーヒーが一番美味い 特にLAWSON ・好きなものしか見たくは無いが好きなものを見る為に苦手な事をしなくてはならない ・絵を描きながら時間を浪費する世間の何の役にも立っていないただの浪費家が部屋に一人 ・優しさで生かさせて頂いてい
・地面に唾を吐ける程の勇気もなく ・性別関係なく人に迷惑をかける行動は慎め ・全裸結婚報告に喜びを感じ取る 幸せになって ・髪を切って失敗した早く伸びろ ・お前が人を殺さない限り一緒に居てやると囁かれる ・会計中にレジを離れる人間の自由さが私にもあれば ・コンビニの買い物をUberで済ませた時の自分の敵は自分感半端ない ・FAというものの烏滸がましさは忘れない様に ・病名がついている私の方が世間よりマトモなんだよ 独り言と共にラツーダと炭酸リチウムを飲む軽躁転じて鬱の本日
