見出し画像

諦め

入院で学んだことメモ②

私の入院しているフロアは脳神経内科🧠
様々な様態の人がいる。
1週間で抗がん剤で帰る人もいれば、
私は知るよしもない病気で長期に1人部屋で戦っている人もいる。
その中で1ヶ月の私は、"少し長い方"に位置する。

入院生活をより良くしようと、みんな無謀にももがく。もちろん伝えるべきことから無理なものまで様々だが、以下の通りだ。

・まだまだ退院できる状態ではないのに先生や看護師さんに出せ出せとごねる(私もこれがやりたくてうずうずしていた)
・入院食が味気ない、足りないなど
・ミルクティーが飲みたい
・売店に行きたい→コロナで無理
・注射の内出血が気になる
・リハビリがめんどう
・あの部屋のあの人がうるさい
・便が一日出てない

ここでいう人は必ず、"短い人"

もう言い終えたのか、諦めたのか"長い人"はとても静か。家族に電話する様子もなく、ただずっと外を眺めていたり。
何を考えているんだろう。
24時間ここでは時間がありすぎる。
だから、考える時間がたっぷりある。
嫌でも考えてしまう。

どうやって戦って、何を思って生きているんだろう。もっと深くて広いことなのか。上に書いたように傷口痒いなくらいなのか、、


私はもうすぐ退院する。
この1週間、帰って何を食べるか、なんて恩返ししようか、どう生きようかを考えた。
もう1週間と言われたら発狂する自信がある。ん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?