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はじめての記事にはふさわしくない話


 まず、何故このページを開設しようと思ったのか。その供述から始めようと思います。

 そもそも自分という人間は文字通り「口下手」な生き物でした。それなのにお喋りが好きで、人と話していたくて、スタミナが切れても縦になっても横になっていても口だけは動く生き物でした。なのに、お喋りが下手くそだったんです。
 あまり良く分かっていないのですが、恐らく左脳と右脳のバランスをとれない運動音痴なんだと思います。だからこそ人の話を聞いているようで、実は人の声を「音」としてとらえているんだとか。音楽を聴いていても、口は「音」通りに動くけど、言語として理解をしていないから、この通りに歌いなさいと歌詞を渡された瞬間に「?」となってしまうとか。人の話を聞いていてもレスポンスが出来ない。つまり、対話が出来ないんですね。
 それでも自分はお喋りが好きでした。だから、これから先生きていくうえでどうしたら人と上手にコミュニケーションがとれるんだろうと悩んでいました。それが、「文章」という結論に至った所以です。

 文章は楽です。考えを考えながら考えられるし、間違っていてもいつでも修正出来ますから。いわゆる口が滑ったという現象が起きないので、とんでもなくこわい言葉を使いさえしなければ、場がまずくならないワケです。すっげー便利じゃねえかよ! と閃いた時には、俺にはこれしかない、って揚々としまくりの意気ばかりでした。

 だから俺は「せめて文章上だけでは慎重な人間でいよう」と努めています。それが上手下手かは読み手側次第ではありますが、少なくとも熟考した先の結論、つまり「俺の考えはそういう事なんです」というものを、大きすぎないズレが生じる事なく伝えられる人になろうと。そう思いながら、日々努力をしています。

 という訳で、SNSのタイムラインを埋め続けるのも、ウジウジ言い続けるのも見苦しいなという事で、思考の整理整頓という意味合いでも、こちらで徒然なる儘に書いてみようと思った次第でございます。あれ、これきちんとした小論になってますかね。

 とはいえ、このサイトの更新は気が向いたらという形になると思いますし、いつもは「お肉屋さん」というコンテンツが生み出す二次創作の話をする訳でもないので、ここのサイトの記事イメージは「メディアに出ている芸能人のSNS」くらいの気持ちでいてくださったら幸いです。芸能人という大層な者ではないんですが、あったら見るよとか、流れてきたら見ようかなとか、そんな感じのふわっとした捉え方でお願いしたいですという意味です。3Sのオフショットに近いカンジかな。互いに気負わずいられたらうれしい。

 と言ったワケで、まあこんな感じで破綻した日本語ばかりが羅列する記事になってしまいましたが。これからもこのようなペースを保つか退くかの瀬戸際で、精進の見込みは全くございませんので悪しからずです。

 日本語、という語彙について。
 左だか右なんだか、俺の脳みそが真っ赤になる瞬間があるんですが、そのお話はまたのちほどしたいと思います。

 この調子でこれからよろしくお願いします。