号泣からの突然の自我の芽生え

これを読んでいるあなたは、いつ自分の自我が芽生えたか覚えているだろうか?

いきなりなんのことやねんと思われたかもしれない。
前回のnoteで過去を振り返ると言ったので、どうせならと私の最古の記憶を振り返ることにした。その結果生まれた疑問が、先程の「いつ自我が芽生えたか覚えているか」なのだ。

今から私の昔話をする。
昔も昔、幼稚園の年少の頃なので、3歳頃の話だ。
私は幼稚園の床に寝転んでギャアギャア、ウワアウワアと号泣していた。理由はわからないし覚えてもいないが、とにかく泣き叫んでいた。
ただふと、突然「なんで私泣いているんだ?」と思った。
そして、スッと泣くのをやめて起き上がった。
この一連の流れ、特にふと「なんで私泣いているんだ?」と思った瞬間。
これが私の最古の記憶だ。

このとき、私に自我が芽生えたと思っている。
急に視界が開けたというか、目が覚めたというか、我に返ったというか、そんな感じだった。

というわけで、私の自我は、号泣から突然の我に返った瞬間に芽生えたのだった。

他の人とわざわざこんなことを話す機会などないから、他の人にこういう記憶があるのかも知らない。
これを読んでいる人には、そういう記憶はあるのだろうか?

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