マイベストソング25 2023春

大人になるにつれて低気圧にも生理痛にも勝てなくなってきた。今日は1日ちょっとだけプロットを考えて、あとは溜めてたテレビとYouTubeを見てずーっとスマホをいじっていて、気が付いたら21時を超えていた。時計を見て気持ちが空洞になっていたら1か月くらい前に書き始めたこのnoteの存在を思い出した。完成させて公開させるくらいはしないと土曜日が可哀想すぎるので今日出します。

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音楽を聴くのが好きです。ただ「趣味は音楽を聴くことです!」と胸を張って言えないのは、世の中に音楽が多すぎるからだと思う。お笑いだったら「ここらへんの芸人さんを知っていたらお笑い好きと言ってもいい」みたいなボーダーが存在する気がするけど、音楽は広すぎる。胸を張って好きとは言えないけれどそれでも「私の聴いてる音楽超いけてるんですよ!」ということをアピールしたくて深夜にストーリーにLINE MUSICのスクショを上げることがある。次の日起きてストーリーを見返して「自己顕示欲キモすぎ」と自己嫌悪に陥ることもあるけれど、どうしても定期的にやってしまう。いっそnoteに書いたら早いんじゃない?ということで、2023春のマイベストソング25を残しておくことにします。(書きながら思ったけど本当に音楽好きな人はLINE MUSIC使わないだろ)

桜の詩 / KANA-BOON
毎年この時期に聴いてしまう一曲。塾の先生に片思いしていた高校時代を思い出す。今年はサクラノウタが出ましたね。これもよかった。さくらのうた三部作。

美人 / ちゃんみな
ライブ映像で喰らって久しぶりに音源だけでも聴いてみたらリピートが止まらなくなった。「女はみな正気じゃない」って歌詞が好き。女としての意見でしかないんだけど、男性よりも女性の方が容姿で判断されることが多い気がして、そんな世の中を渡り歩くのに正気でいられる訳ねえよなって本当に思う。新しく出たリミックスのfeat Awich verもすごくよかった。

シュガーソングとビターステップ / UNISON SQUEARE GARDEN
結局聴いちゃう。ノリノリで聴いていると「惜しがったって等速で明日はきちゃうけど」で毎回心臓を貫かれて背筋が伸びる。

ハーバームーン / nuance
歌詞の意味はあんまりわからないけど気が付いたら全部歌えるようになってた。イントロ・サビ・アウトロまでメロディーが完璧すぎる。何回聴いても全然飽きないのすごい。

恋する感覚 (feat.花澤香菜) / Base Ball Bear
花澤香菜さんの声がキュートすぎる。恋愛サーキュレーションしか知らないって人にはぜひこちらも聴いてほしい。ベボベの恋愛曲は爽快度100%で一瞬で高校生に戻れる気がする。

悶々 / Cody・Lee (李)
半年くらい前に真空のラジオで名前を聴いてからバンド名が素敵すぎて覚えてて、最近初めて曲を聴いてドはまりした。尾崎リノちゃんの声が好きすぎる。歌い出しの「際限なくLOVE or LOVELESS」って歌詞でやられました。誰かを好きで好きで仕方ないときってそうなりますよね~~~~(大共感)

君という花 / ASIAN KUNG-FU GENERATION
アジカンの曲って全部アジカンだな~~~!!!ってなる。これも紛うことなき一音目からザ・アジカン。歌詞もアジカン。なのにどれを聴いても新鮮に楽しめる。

Thinking Boyz!!! / Mega Shinnosuke
ポップなのに落ち着きのあるビートで歌詞が明るくないのが良い。「FIGHT KIDS みんな闘ってるだろ」で泣きそうになる夜があります。メガシンの曲はどれもちょっと切なさが感じられて好き。

SOLITUDE / 中森明菜
昭和のアイドルの中でも特に中森明菜ちゃんが好きで、その中でもいちばん好きな曲。たぶんこれ歌ってたの二十歳くらいだと思うけど「だから好きとか嫌いの問題じゃなくて いつか馴れ合う気安さがイヤなの」なんて台詞言えますか????好きとか嫌いとか言うのすら無理なのに??????

カミングアウト / FLiP
寂しさや切なさが含まれた歌詞を強めのビートに載せていてとても好き。強くなりたいときはFLiPに限る。本当は弱いけどそれを隠して「私は最強」って気持ちで武装して街を歩きたいときにおすすめ。

UZUMAKI (featゆるふわギャング)/ DJ CHARI DJ SHINTARO
完全にビートが好み。歌詞の意味は正直わからないけれど、HIP HOPは歌詞の意味がわからなくても楽しめる曲が多い気がする。

昇天 / 東京60WATS
初めて聴いたときイントロで脳が溶けるかと思った、あまりにも良すぎて。タイトル通り昇天しそうになった。この曲のイントロだけ聴いてればいいやって日もある。歌詞はなかなか狂ってるけど、メロディだけで言うと深夜のドライブでかけたくなる。

プレジャー・ソング / the pillows
いつだって背中を押してくれる。本当にありがとうこの曲に出会わせてありがとうと聴き終わったあとに毎回思う。やれる気がするんじゃなくて、やらなきゃだめだって気持ちにさせてくれる。

バレる! / Creepy Nuts
私もいつかバレてえ~~~~!と思いながら聴くしバレた気にもなれる。「ちょっと待て知らねー曲がり角」から「また増える灰色の珊瑚礁」まで革命前夜の情景が完璧に表現されててすごい。これに気付いたとき鳥肌たった。聴いてください。

シンデレラボーイ / Saucy Dog
タイトルだけ知ってて最近初めてちゃんと聴いた。よくあるストーリー性だけどなんでこんなリピートしちゃうのかな~と思ったけど言葉選びがとっても素敵なんだと気づいた。

In My Room / 宇多田ヒカル
宇多田ヒカルも大好きなんですけど、初期のこの曲が私の中ではトップ5に入ってくる。私はこういう話を書きたいんだよなあ。

恋する / SHISHAMO
これリリース当時もっと流行っても良かったんじゃない???って未だに思ってる。私の知らないところで流行ってたのかもしれないけれど。ストレートすぎる歌詞があの頃の私にぶっ刺さりまくって抜けない。

十月 (いちおう捨てるけどとっておく)/ スカート
ダウ90000の演劇公演「いちおう捨てるけどとっておく」のテーマソングで、新宿シアタートップスで聴いてからずっと心から離れない曲。スカートの曲は全部あったかく包んでくれる懐かしさがあってちょっと泣きたくなる。

頃合いのいい頃に / SKRYU
最近いちばん聴いているアーティスト。この曲はラブソングなんだけど歌詞が心の中の声そのまんまって感じで若干の気持ち悪さがあって、でもそこがまっすぐ心に刺さるラブソングなのかもしれないと思った。

ヌード / キノコホテル
昭和歌謡っぽさもあるしちょっとボカロっぽい感じもする。たまに思い出すように聴いては強烈なインパクトを残してくれる。ラジオで出会った曲は一期一会感があって特に大切にしたくなる。

New Day (feat.Sweet William)/ kiki vivi lily
イントロを聴くと必ずイチョウが舞い散る秋の風景が頭に思い浮かぶのなんでだろう。でもところどころ春っぽいみずみずしさも感じる不思議な曲。

フィルム / 星野源
汚いものも嘘もバッドエンドも全部ひくるめてそれで良いんだよと言われている気がする。電気を消して夜眠る前に聴いたら絶対泣いちゃう。絶対泣いちゃうと思うからやってはいない。

Dainashi (feat SKRYU)/ Charlu
最近いちばん聴いてる曲かもしれない。「私からしたら君はロミオ」って歌詞、君からしたら私はジュリエットじゃないっていう意味も含まれていて (そう私は解釈している。後半に男視点の歌詞で「You are my ジュリエット」って歌詞があるけどそれは「いなして」いるんだろうな) 切ない~~~ってなる。

バイトリーダー典子 / ジェニーハイ
いつ聴いても元気をもらえる。「いつかなるの ハイパーメディアクリエイター」ってところで毎回「典子~~!私もだよ~!!!!」って心の中で叫んでしまう。

MOONLIGHT / tofubeats
tofubeatsの失恋ソングがめちゃくちゃ好き。特にこの曲はビートも歌詞もお洒落すぎてこれぞtofubeatsという感じがする。多分失恋したときに聴いたらそのお洒落さに気を取られて泣くとかはしないと思う。友達とかにお洒落ぶりたいときはこの曲を教える。「月の輝く光をもうちょっと強めてほしい」なんてフレーズ、私には一生かかっても思いつけない。

最近はSKRYU、tofubeats、Cody・Lee (李)を特にリピートしている。冬はベボベだったな、定期的にハマるアーティストがいて楽しい。この歳になってHIPHOPにハマるとは思わなかったし、Cody・Lee (李)が年下なのに衝撃を受けたしすごく良い曲がたくさんあって凄い。良い曲にたくさん出会えると嬉しいけどこのまま一生消費者側なのかもしれないって恐怖感も若干あるので私はたくさん文字を打たなきゃいけない。


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