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「商い」に”飽きない”スキルが重要

「商い」(あきない)って言葉は、言い得て妙だと思うのですが
ビジネスって、飽きるんです。

毎年毎年同じようなことをやっていて、同じようなことを話していて、変わり映えしないな〜〜、って思うこともあります。
最初のうちはそれも経験値として蓄積されていくけど、年々経験値そのものに変わり映えがなくなってきて、
同じところにいるんじゃないか?という不安とともに

飽きてきた・・・っていうタイミングがやってきます。

そこで大事なことが「商い」と言う言葉なんですよ。

飽きてきた・・・っていうタイミングで辞めていいのは、趣味です。

でも「商い」、ビジネスは、辞めちゃダメなのです。だから商いは飽きないでなければならない。って言うこと。

なぜならお客様がいらっしゃるから。
私がいくら飽きたとしても、楽しみにしてくださっているお客様が存在するんです。
始めたからには続けてください。っていつも言っているのはそういうことです。

ビジネスを始めた時点で、自分だけの気持ちで辞めたり続けたりってできなくて、お客様に対する責任が生まれます。
もっと言うと、社会に対する責任があります。

大好きだったお店が閉店しているとか、お気に入りの店員さんが辞めちゃったとか、よくありますよね。
とても残念で、ショックを受けた経験ってあると思います。
とは言え、そのショックで寝込んだり、生きていく気力がなくなるほどのことはないけど、
ないけども。

次のお店を探す労力、次の担当を探す手間を考えると、なんで辞めちゃったかな〜?って、一回は思ったはずです。

そしてそれ自体、時間が経てばそんなこともあったね〜くらいの話です。

だけど、ビジネスに参加していると言うことは、このちょっとした刃こぼれが命取りになることがあるんです。
それは信頼という大切なピースを自ら捨てたことになるからです。

信頼を得るためにどれだけの努力をしましたか?
信頼を維持するためにどれだけの苦労をしましたか?
その信頼を「飽きた」という理由だけで捨ててしまうって、どうなんですか?
お客様を裏切ることや、お客様を失望させることは、決してプラスではありません。

って言うと、そんな大袈裟な。自分だってビジネスマンの前に人間です。
自分の幸せのために好奇心に従って生きてもいいですよね?って言う人もいるでしょう。

良いと思います。
好奇心の赴くままに、好きなことをして生きることは理想です!
私もそうしたい。

でもそれなら、ビジネスにしなければいい。
ビジネスにするなら「飽きない」工夫をすること。
マンネリにならない努力をすること。

これは多分、サラリーマンもそうだし、経営者もそう。

飽きない商いをすることが、ビジネスパーソンに求められる最大のスキルだと思う。

飽きっぽいんです。私。
今回は、めっちゃ自分に言い聞かせているブログです。

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