コロナ禍の日本で40代女が派遣の仕事を探してみた その2

求人に応募

7月中旬から応募を開始。応募の際、私が利用したのは以下サイトです。

en転職 

en派遣

すでに登録済みの派遣会社のサイト(リクルートスタッフイング、アデコ、ランスタッド)

昨年2019年夏にも転職活動をしており、その際にはランスタッドさんの派遣社員として勤務が決定し、契約が切れる際にも次の仕事を探します、と営業さんからもお話はいただいていました。しかし、このご時世でスムーズにお話が来るのは考えにくかったため、複数のサイトを並行運用することにしました。今回の職種はヘルプデスクを希望、en転職とen派遣は、ヘルプデスクの求人が多いため、積極的に利用しました。時間や勤務地の条件が合えば、各サイトで「気になる」にチェックをいれておくと、各社の担当者から「応募してほしい」の反応が返ってきて、私にも一応需要はあるということでほっとしたりもしました。

また、派遣会社に登録し、各派遣会社のマイページで求職中と設定すると、営業さんから直々にお仕事のご連絡も頂けました。参考までに各派遣会社からいただいたご連絡は以下の通りでした。※ヘルプデスク業務の場合です。

リクルートスタッフイング:8件

アデコ:4件

ランスタッド:2社

そもそもの案件の数や、各派遣会社の得意不得意もあると思われます。どの派遣会社からも、希望に沿った案件をご紹介いただきました。正社員としての転職も考えましたが、今は派遣のほうが仕事のチャンスが多いかもと考え、派遣の仕事に絞ることにしました。

自分からも動く

待ってばかりでは事態が動かないので、徐々に自分からも応募することに。登録済み派遣会社のサイトで条件に合うものがあれば、思い切って応募。一年前ならスムーズで拍子抜けするほどあっさり仕事が決まりました。しかし、このコロナ禍では仕事がないというニュースもあり、とにかく動かないといけない、という焦りが私を突き動かしていました。

派遣会社さんへの対応で気を付けたこと

派遣会社の場合、応募→派遣会社内で選考→職場見学(という名の面接)→合否判定、の順番になります。仕事に就きたければ、派遣会社の担当者に「この人にお任せしたい」と思われなければいけない。「お任せしたい人」とは、「自信をもって派遣会社が先方に送り出せる人物」だろうと考えました。それば、仕事に必要なスキルがあることはもちろん、あいさつやメールのビジネスマナーが備わっている相手の話を聴き的確な応答ができる、ことを見ているのではないか、社内でもその人となりの情報を共有するだろう。そう思うと、派遣会社の営業担当さんとのやり取りから気を配りました。しばらく自宅待機でビジネスメールがご無沙汰だったこともあり、練習もかねて基本に従ってメールを記載しました。また、お仕事の連絡を頂いたときは電話でもメールでも「ご連絡を頂き、ありがとうございます。」、社内選考から漏れた場合も「ご連絡を頂きありがとうございます。今後も何かあればよろしくお願いいたします」、お仕事の話で時間がかかったと相手が詫びた場合も「ご丁寧に説明していただき、ありがとうございます」。ひたすらに「ありがとうございます」とお伝えしました。営業担当さんも人間なので、言われればうれしいはずです。嬉しい言葉は、幸せを呼んでくるものです。

言いにくいことも臆せず伝える

私には子供が二人います。上の子は小学生ですが、朝の登校時の交通当番が数か月に一度まわってきて、その日は出社が遅くなります。また、下の子は言語の療育が月に一度あり、その日は午後からの出社となります。また、子供が熱を出すと、お迎えの要請があります。子供のいない人に比べて、不利になることは否めません。しかし、このような言いにくいことほど、伝えておく必要があります。伝えない場合、当番や療育のための時間について先方に相談ができず、自分が身動きが取れなくなります。また、先方から「そんなことは聞いていない!」と、自分自身も派遣会社も信頼を失うことになります。派遣会社から仕事のお話をいただいた際、私は子供に関する懸念点を必ず伝えていましたが、決して悪い反応を返されることはありませんでした。気にかかることがあれば、相談したほうが身のためです。

次はいよいよ職場見学のお話、これでこのシリーズは最後にしたいと思います。

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