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土竜のひとりごと:まとめ記事:カミさんに遺す僕の物語

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これまでに書き溜めたもの、このnoteの「土竜のひとりごと」に書いたものを2000字程度の文章に整理してここに集めてみたいと思います。
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2022年9月の記事一覧

第282話:🟢鬱の心象:短歌

鬱の歌を4首集めてみました。 ■ 鬱とは。 とりとめもなくなつかしい手触りのたとへば耳た…

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第244話:かうかうって何?

[日本語雑話] 横浜の濃き街の色思ふときかうかうとして熱きくちびる これは20代半ば、当…

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第243話:つらいとき

僕は教員になってもう40年が過ぎました。初任から16年間は普通高校、いわゆる進学校に勤務して…

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第242話:人間ドック

人間ドックに行ってきました。 以下、まったくノーテンキな報告に過ぎません。 身長は165.7cm…

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第241話:乾燥肌

夏休みが終わり、今、テストの採点をしている。夏休み明けの課題確認テストである。生徒をいか…

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第200話:未知という魅惑

1年生の現代文の授業は楽しい。少しこちらが説明した後で「これ、どう思う?」と投げかけると…

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第139話:定時制野球部の物語

日本人は野球が好きで、野球には格段の思い入れがあるようである。高校でも、今でこそその勢いはサッカーに押されつつあるが、野球部と言えば、夏の甲子園が全国放送されたり、地区予選には全校生徒を駆り出して応援に出かけたりと、非常に特別で「聖的」な匂いのする部活である。 野球部員と言えば、坊主頭に一年中真っ黒な顔をした見るからにスポーツマンをイメージするし、その監督と言えばやはり生徒からも一目置かれるような立派で厳しい人がまず思い起こされるわけである。 それが昨年から、こともあろうに

第74話:タクシードライバー

人の情けが身にしみるということがある。 例えば、こんなことがあった。 清水に住んでいた時…

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第5話:テニス

今年は久しぶりに夏合宿を行った。コロナで2年間は合宿も禁止、一昨年はインターハイも出来ず…

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