黙想

先月は忙しかったので、今月は計画的に休日をとるように心がけていた。
神様の憐れみがあり、休みが先月よりとれているおかげで、ずっと体が楽だ。
休みがないと心もすさんでくる。

休日といえど、仕事の急な呼出に備えて、出かけるのは控えていた。それで、メッセージ動画を開いて、流しっぱなしにしていた。

メッセージの中で牧師は、黙想する時間を持ちましょう、自分の信仰生活の点検をしましょうと何度か繰り返していた。

2020年の振り返りもろくにできていなかった。

楽しいと思えることが減ってきている。
というか、聖書を読んだり、神様のことを考えたりする以外に、心底平安を感じることがないような気がする。
面白い本、映画などは一時的な楽しみでしかない。見終わったら、寂しさや虚しさが残る。
知識や経験が増えても、次のステップアップまでの壁が見えてきて、喜びよりも焦りが大きく出てしまう。

落ち込むことはクリスチャンになる前よりだいぶ減ったが、やっぱり波はある。
けれど、神様はこのような私でも一番良い衣を着せてくださる、祝宴を開いて招いていてくださる、と思うと不思議と、やすらぎが心の奥底からが湧き上がってくるのだ。