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初めて「書くこと」をしたのはいつですか

初めて「書くこと」をしたのはいつですか。
単に文字を書くというのではなく、「文章を書く」ということを初めてしたのはいつですか。
書かされたものではなく、自分で考えて、自分の中から「書くこと」を初めてした時のことを覚えていますか。

私はいつかははっきりとは覚えていないですが、おそらく幼稚園の年長か小学1年生の頃ではなかったかと思います。

祖母宛の手紙が最初でした。
それまでも絵を描いてプレゼントするという、幼い子どもあるある的なことを私もしていたようです。そして、ひらがなが書けるようになるとその絵の横に自分の名前を書いてみたり、「おばちゃんえ」なんて書いてみたり(もちろん正解は「おばあちゃんへ」だけど子ともは音から書きますよね)して、「だいすき」とか「げんきでね」とか書けることが増えていく。

そこから手紙へと発展していった感じですね。
祖母が取っておいてくれた何通かの手紙には、祖母の家に何泊かして帰ってきた翌日のことが書いてありました。




実は、初めて「書くこと」をした時のことを思い出してみようと思ったのは、今なにを書いたら良いのかわからなくなってしまったからでした。

noteにいろいろと書いてみたいと思っていたのに、全く手が止まってしまいました。
そもそも自分は「書くこと」が好きなのか。そんなところまで考え始めたら、幼かった自分はどんな気持ちで「書くこと」と向き合っていたのか知りたいと思いました。そこで、生まれて初めて「書くこと」をしたのはいつだったかなと思い出してみることにしたわけです。




今この文章を書きながら、祖母の家から帰ってくる度に手紙を書いて送っていたようだと思い出しました。帰り際に「手紙を書くね」と祖母に言っていたようにも思います。
祖母と過ごした時間が楽しかったこと。帰ってきてさみしい気持ちがあること。また会いたいなと思っていること。手紙を送ったら喜んでもらえる。そんな気持ちを子どもなりに届けたかったのでしょう。
そうして送った手紙に祖母が返事をくれるのも、楽しみだったのではと思い出されてきました。

結局、いろいろ思い出したけれど、「書くこと」が好きだったかどうかはわからないままです。
ただ、「書くこと」で何をしようとしていたのかは、なんとなくわかったように思います。「書くこと」で気持ちを届けたかったということではないか。この辺りが私の「書くこと」のエネルギーになっているようです。
ただ、時には「書くこと」が面倒だなと思ったこともあったのではということも感覚として思い出されます。責任感の強い完璧主義なところがあったので、書く気分になれなくても頑張って書いていたことがあったのではと思います。

そういったこともあわせて考えると、自分にプレッシャーを与えることなく素直に届けたいという気持ちだけで書くと、もしかしたら楽しく書けるようになっていくのかもしれない。そんなヒントが見えてきました。




「書くこと」が好きであれば、noteもスラスラと書けちゃうのになと思っていたので、「書くことが好き」という感覚が幼い記憶の中に残っていないか探してみたのですが……可愛い便せんを買うのはとてもワクワクして好きだったようです。

今はLINEやメールに代わってしまって、手紙を書くことはなくなってしまいました。その頃の手紙セットをいまだ捨てられず、取ってあります。


小学生の時に使っていた便せん

noterの皆さんはどうですか。
初めて「書くこと」をした時のこと、楽しかったですか。

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