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物語のある世界とない世界だったら


漂流教室の現代版みたいなアニメをnetflixで見つけてみてみた。

もともとは楳図かずおさんのダークな感じなんだけど、こういうのが受けつけられる人は少なくなってきているのかもしれないなと思いながら面白くみている。
少年とか少女だから表現できる世界とか。これが大人だったらもっと違うものが主題にならざるを得なくなってくるのだけどね。小学生主人公の利点。
僕らの七日間戦争というのもあったけど、あれは中学生のお話。とても憧れたことを覚えている。校則とかルールとかに反抗してみたいお年頃だった。
漂流団地は分かりやすさとか青春とかファンタジーとか。怖くて奇妙なものがポップとか現代的なキャラクターに変換されていて、受け入れられる形になっている。こういう能力って素直にすごいなって思える。だけどどこかさみしくもあり、物足りなさを感じてしまうのは私が今の若い世代ではないからだろうなとも思う。刺激が欲しくなってしまう。
時代を超えて引き継がれるモチーフや物語にはこういう役割があるなと思う。

こないだ見た韓国ドラマに「サイコだけど大丈夫」というのもあった。

この絵本の世界観だったり、あと今見ているシスターズのオープニング映像の世界観も好きだったりする。

今調べていたら全員女性で制作している作品みたい。かっこいい。

そういえば、ディズニーでも面白いなって思ったのはこれだったりする。

ダークな世界の何がいいかっていうと、人間の本質をぐっさり突き刺してくるところだ。そして、その作り込まれた世界で奇妙でへんちくりんな外見がどんどん愛らしくなってくる。ああ、もし物語をつくるとしたら私はこういう物語が好きなんだなって思った。

ちょっと路線は違うけど、この世界観も大好きだった。

これまで物語っていうものに興味を持てなかったのだけど、つくるとしたらこういう世界を作りたいなとおもえた。


物語はただハートフルなだけじゃおさまらない。リアルなだけでもおさまらない。だから物語は面白い。

そういえば思い返せばこれも好きだったな。


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